六甲山国際写真祭 2017 アフターリポート「写真祭を振り返り」 / 齋藤義典

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六甲山国際写真祭 2017 アフターリポート「写真祭を振り返り」 / 齋藤義典

2017六甲山国際写真祭ポートフォリオレビューにレビューイとして北海道から参加した齋藤義典と申します。
写真祭を終え、参加体験したことを振り返ってみたいと思います。

ディレクター杉山氏との出会いは北海道で行われた昨年までの写真祭参加者をメインターゲットにしたフォローアップミーテイングでした。厳しくも優しく、どんな風に自分の写真を外の世界へ向けて提案できるかをお話しいただきこれは勉強になるなと感じていました。北海道ではこういうお話を聞ける機会というのはほぼありません。この写真祭に行ってみたい。そして8か月後、神戸へ。

初めての神戸に降り立ち六甲山国際写真祭の会場C.A.P.へ入ると、
海外作家Zalmai氏トークショウからスタート。今ヨーロッパで起こっている難民問題について写真作品を見ながら彼の声を直に聞き、力強く人間の問題が伝わってきました。メッセージは我々日本人にも他人事でなないのだと知らせてくれました。

英語がダメな私にとってありがたかったのはまずこの場は同時通訳だったということ。聴衆は外国人ゲスト作家やレビュワーが大勢、国際色の強い写真祭がこうして始まりました。

ポートフォリオレビューは2日目、3日目。今回新たな試みとされたレビューは全レビュワー15名に作品を見てもらえるというもので、これは内容がとても濃い。迷いがありつつレビューが開始しましたが、作品説明を繰り返すごとに自分の中でもアプローチ方法の問題や改善を試みることができたし、後半へ進むほどレビュワーの方々から的確な助言が提示されました。
作品に対する考え方のブレなど簡単に見透かされます。厳しくも優しいコメントをたくさんいただき、編集や問題点、向かうべき方向、そして当事者性をいまいちど考えさせられました。
私の場合課題山積という結果ではありますが、これも参加したことで得られ教えられたもの、今後写真活動の指針として一つ一つ形にして行くべきものと受け止めました。

3日目の午後に行われた Haley Morris氏のレクチャーも印象深く、他人へ自分の写真について説明しそれを聞いた人が自分の作品について正しくプレゼンテーションできるかというもの。これは自身の作品について的確に伝えられるかの能力が問われました。自分のステートメントが人へ伝わりやすいかを問う素晴らしい実践で、ここから文章の問題点を発見できよりよいステートメントへ向かう兆しが見えました。

夕食時はビールを片手に「ワークショップしゃぶしゃぶ(非公式)」これ、海外アートフェア参加~ギャラリー契約への道、海外への作品持ち込みのテクニックをレビューイせで参加された、写真家J.Iさんによる体験談をベースに写真研究者タカザワケンジ氏を囲み大いに盛り上がり、豚しゃぶを前に繰り広げられたことからこのws名が付いたものw。

その後山荘に戻ってからは参加写真家の作品を前に夜更のプレゼンテーションと、おそくまで写真の話は続くのです。

始まる前から終わりまでドキドキの連続でしたがスケジュールが動き出せばあっという間、山荘で寝起きを共にし、飲みながら写真について話し、笑い、考え、真面目に学んだ写真漬けの3泊4日、仲間が増え、素晴らしい体験をさせてくれた写真祭でした。

常設展示案内
「Landscapes HOKKAIDO」
ANAクラウンプラザホテル千歳 ギャラリーウォール
所在地
066-8637 北海道千歳市北栄2-2-1
電話 0123-22-2311

http://www.yoshinorisaito.com/images/ANAcrowneplazahotel_CHITOSE2.pdf

 

2017-09-04T19:24:33+00:00

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