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六甲山国際写真祭に参加して / 岡原功祐

By | 4月 28th, 2017|未分類|

こんばんは、六甲山国際写真祭2017ポートフォリオレビュー事前審査の募集も4月30日までと迫ってきました。     去年の夏の四回目の写真祭の招待作家で参加していただいた岡原 功祐さんから素敵なトークと展示を発表していただいた様子のリポートを預かっています。               六甲山国際写真祭に参加させて頂いた、岡原功祐です。今回、私の作品「Fukushima Fragments」を展示していただきました。   写真展で展示したプリントは、3月に東京で行った写真展のものを神戸に運んで頂き、展示したものですが、大きなシートにステートメントを印刷して頂き、ました。ステートメントはこの作品にとってとても大事な部分なので、こうしてこのプロジェクトを大切に扱って頂いたことにとても感謝しています。   さて、始めて参加させていただいた六甲山国際写真祭ですが、ボランティアの方々を含め、運営の方たちにとても温かく迎えて頂き、素晴らしい時間を過ごすことができました。   初日のトークでは撮影のプロセスを、写真を見せながらお話しさせて頂きました。5年半前の震災は、物理的にも精神的にも難しい撮影でした。今回こうして関西で福島についてお話しさせて頂く機会をいただけて、とてもありがたかったです。   2011年の震災後、何度か関西を訪れる機会が有りましたが、そのたびに東日本とは全く違う空気が漂っていることにショックを受けると同時に、ほっとする自分がいたのを思い出しました。逆に、神戸の震災の時は東京にいて(高校受験の当日でした)、テレビのニュースから流れる映像にショックを受けつつも、実際に現場を見ることはありませんでした。すでに21年もの月日が流れたということに驚きを隠せません。         フェスティバルでは、トークの他に、ポートフォリオレビューにもレビュアーとして参加させていただきました。皆さん準備が素晴らしく、一緒に参加していたシンガポールや中國からのレビュアーも驚いていました。レビューを受ける方同様、私も撮る方なので、作品作りの難しさなどについて共感できるところも多く、何かしら良いものを持ち帰っていただけたらと思いレビューさせて頂きました。私とは畑違いの作品も多く見させて頂きましたが、写真を通すと不思議と見えてくることが多々あり、改めて写真という媒体について考えさせられました。作品は人に見られてなんぼだと思うので、こういったレビューの場は、作品が飛び立っていく上でとても大事だと感じます。   フェスティバルというよりは参加者の強化合宿のような色合いが強い場でしたが、こういった機会は日本では中々ありません。写真教育を中心に据えて行うという理念も素晴らしいと思います。このフェスティバルが、国内の写真教育の重要な場として今後も末永く続くことを祈っています。               六甲山国際写真祭2017ポートフォリオレビュー事前審査のエントリーフォームはコチラになっております。 http://rokkophotofestival.com/blog/?page_id=11357      

写真表現のためのコミュニケーションWS RAIEC TOKYO 2017 に参加して / 久保 誠

By | 4月 25th, 2017|未分類|

六甲山国際写真ポートフォリオレビュー2016のレビューイとして参加した久保誠です。   私は「写真作品を発表する」ということを、自身の思いを伝えるためにプリントをして見せることだと考えていました。 間違っていないとは思うのですが、それは常に主観的で自分本位になりがちな、押し付けがましい行為ではないかと心配でした。 コミュニケーションという言葉にも引っかかります。コミュニケーションならば双方向の対話なはずなのに、観衆からのフィードバックを受け取っていない自分がいたからです。言語を持たず感覚を頼りにして撮っていた私の作品を社会システムの中で同意してもらうためには、観衆である他人を考え客観的な言語にする必要がある。 この事を実践的に習えたこのワークショップは、私にとって大変有意義でした。     「内向的なのか外向的か」「パーソナルなのか社会的なのか」「インパクトの強弱」「見えているのかそれとも想像の世界なのか」、自分の作品の主観を捨てて、客観的に分析するためのヒントを沢山もらいました。 後半の自分の作品のステートメントを他の参加者が作るグループワークでは、自作ステートメントとより良いものが出来る新鮮さに皆、驚いた様子でした。 ワークショップの中で杉山さんが言っていた通り、ステートメントは辞書で調べても「思い」の意味は無く「声明」や「宣言」でした。   自分の作品をより理解してもらうために、もう一度言語で明確にしてみます。      

写真表現のためのコミュニケーションWSのススメ / オカモト ヨシ

By | 4月 11th, 2017|未分類|

こんにちは★   第一回から六甲山国際写真祭にレビューイとしては参加しています、オカモトヨシです。   4月 15 @ 12:00 PM - 5:00 PMよりArt Chiyoda 3331 1階 会議室にて「写真表現のためのコミュニケーションワークショップ / RAIEC TOKYO 2017 」が行われます。   私は、四年前に神戸で行われた一番最初の「写真を表現するためのコミュニケーションWS」に参加しました。 このWSが、私が写真家としてのスタートとなりました。 私は日頃は商業カメラマンとして、仕事の写真をせっせと撮影しています、仕事は私の人生で一番刺激的な事ですが、物足りなさも有りました。 若い頃は仕事に繋がる作品も盛んに撮影していました、写真を撮影していても自分自信を表現する作品は知りませんでした。カメラマンとしてもそれで良いのだろうか?と悩始めたのがその頃でした。   そんな時にこのWSと出会い、このWSがきっかけで写真仲間と出会い写真の世界広さを知りました。 作家活動をしていきたいそんなに気持ちになったのです。   WSでは作品をただ作り編集するだけではなく、作品と言う名の自己満足で終わらないために見る側とどのような関係性を作っていくか、そのためのステータメントの作成方法、伝える事に的確な見せ方、写真と社会が繋がるコミュニケーションの方法などを学びます。 ただ、綺麗な作品だけでは何も自分の伝えたい事は伝わらないと実感したのです。 伝える作品を作る事の大切さを学びました。     このWSに参加した後も直ぐに伝わる作品が生まれるわけではなかったですが、作品を見せる自信のきっかけになり表現方法の幅が少しずつ広がりました、またWSの仲間と情報交換など自分が知らなかった世界が広がりました。   このWSをきっかけとし四年間、作品制作を継続して去年はレビューサンタフェに参加したりと少しずつですが成果と答えを見つけ出せるようになってきました、ゴールにはまだまだ遠いですが第一歩があの四年前だったのだと思います。       もし、誰かに写真を見てもらいたい伝えたい人がるのであれば一度このWSを受けて見てください、レビューを受けるにしても、展示をするにしても、写真集を出すにしても、人と繋がる写真とは?の必要な事が詰まっているそんなにWSです。   オカモト ヨシ   WSに興味の有る方はこちらを見てください。   六甲山国際写祭HP;http://rokkophotofestival.com/blog/?tribe_events=%E5%86%99%E7%9C%9F%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7 ライエック東京HP;http://rokkophotofestival.com/raiec_tokyo/#workshop   フェイスブック;https://www.facebook.com/events/1424790890924687/    

2017RAIEC Tokyo 参加作家ファイル -02-

By | 4月 7th, 2017|未分類|

明日から2017RAIEC Tokyo展がスタートです。 総勢21名の展示の搬入が先ほど終わりました。 会場は3331 Arts Chiyoda 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分 東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分 都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分 JR御徒町駅南口より徒歩7分 JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分 JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩15分 開催期間は2017年4月8日〜4月16日      12:00〜20:00(最終日18:00まで)となっております。 参加作家の方々をご紹介(順不同)しています。第二弾!! 参加作家の皆さん、ありがとうございます。 http://rokkophotofestival.com/raiec_tokyo/ RAIEC2017satelliteTokyo 参加作家ファイル -02-       氏川 彩加 自己紹介:高知県出身 ふるさとの漁村にて父を想う Website: http://ujikawaayaka.com/         久保 誠 自己紹介: 閉息潜水写真 Under water apnea pictures Alone in the ocean. Relaxing , forgetting breathing .                       The body completely melting with the sea water .                 [...]

ごあいさつ

By | 4月 7th, 2017|2017RAIECsatelliteTokyo, Experience, NEWS, Organization, RAIEC, Story, 未分類|

みなさまこんにちは。この度六甲山国際写真祭アシスタントディレクターに就任しました、氏川彩加です。 私は昨年のメイハウスワークショップ、続くポートフォリオレビューを通して六甲山の写真コミュニティに参加しました。そこでは、写真の可能性、写真で何をやりたいのか、といったことが真剣に議論され、写真家としての覚悟、ひいては人生の核となる部分を問われていてとても刺激を受けました。一方でアート教育や意識における世界との差、写真をとりまく日本独自の環境など、正直いろいろなことに戸惑いを隠せませんでした。 そんななか-現代社会に対する疑問の呈示、教育の重要性、写真を使ったゆるやかな社会変革-六甲山国際写真祭が掲げるミッション、それを牽引してこられた杉山さんの想いに感銘を受け、本写真祭の運営に携わらせていただくことになりました。 RAIECでの活動を通し社会とどのようにつながりをもつか、自分なりの解を模索し、実践していきたいと思っています。新たな責任に身が引き締まる思いを抱くと同時に今後訪れるであろう様々な出会いに胸を躍らせています。   また今年の写真祭に先立ちいよいよ今週末よりRAIEC TOKYO 2017(昨年のポートフォリオレビュー参加作家有志によるグループ展)が開催されます。ぜひこちらにも足をお運びいただけると嬉しいです。  それでは今年の夏、六甲山でみなさまにお会いできることを楽しみにしております。  氏川彩加

「RAIEC TOKYO 2017」写真展が決定しました!!

By | 2月 23rd, 2017|未分類|

こんにちは。 今年も「RAIEC TOKYO 2017」写真展が決定しました!! 今日はご報告と簡単にRAIEC TOKYO 2017 展の説明 と展示メンバーの発表をします。 去年の秋で四回目になる六甲山国際写真祭が2013年にスタートしてから毎年翌年の春に東京で行っている、写真祭のポートフォリオレビューにレビューイとして参加したメンバー有志の写真展です。 写真展期間中は会場でゲストを招いてトークショーやワークショップ、六甲山国際写真祭を足がかりに成果を上げた人たちの報告会など盛りだくさんのイベントが有ります。 今年も例年と同じく東京都千代田区の 3331 Arts Chiyodaにて開催いたします。 今年の写真展の概要です。 会場: 3331 Arts Chiyoda 地下1F B104      〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 会期: 2017年4月8日(土)~16日(日)  12:00~20:00 (最終日18:00まで) イベント:*写真集出版の最新事情・学習会(講師1 大西洋shashasha、講師2 大橋英児ほか)4月8日(土)15:00~      *オープニングレセプション 4月8日(土) 18:00~      *写真家トーク タカザワケンジさん+杉山武毅 4月9日(日) 17:00~      *ワークショップ 杉山武毅氏による写真を表現するためのコミュニケーションワークショップ 4月15日(土) 10:00~18:00      *六甲山国際写真祭2016成果報告会 4月15日(土) 18:00~      *クロージングパーティー 4月15日(土) 19:00~                                                      RAIEC TOKYO 2015トークイベント風景 また、上記イベントなど詳細などは後日アップしていきますね。 今年の展示メンバー 尾崎 ゆり、田村 友美、森田 晃博、飯田 夏生実、下田 照己、久保 誠、高杉 記子、じえ 紗友梨、田村 美樹、石井 陽子、TOMM photographer、くろだ さくらこ、清田 翔也、篠倉 彰智、深谷 貴子、氏川 彩加、丸山 杏子、 白井 俊行、中田 明、斎藤 涼介、所 幸則 (順不同 21名) 参加作家を中心に素敵な展示を準備しています。 みなさま、楽しみにしていてください。 詳細や変更事項などはこのブログにアップしていきますのでみなさま要チェックでお願いします。                                                    コミュニケーションワークショップ風景 2017/3/16更新  

六甲山国際写真祭 2016 アフターリポート「WS Visual Language 視覚言語とは? 」 / 成田貴亨

By | 9月 10th, 2016|2016, Workshop, 未分類|

六甲山国際写真祭2016ポートフォリオレビューにレビューイとして参加した成田貴亨です。 六甲山国際写真祭最終日の8月28日にC.A.P Houseで開かれた「Visual Language 視覚言語とは?」と題されたワークショップに参加しました。 講師はONWARDやProject Bashoを主宰されているイトウツヨシさんです。   「視覚言語(Visual Language)」という言葉こそ知っていたものの、では「視覚言語」が具体的にどういった要素を語彙として使っているのか?そう言われると自分の頭に明解な「視覚言語」の姿が無かったというのが正直なところです。 視覚心理学のようなものを使って画面を構成する事には興味があり、その手の本も読んだりもしましたが、やはりそれだけが視覚言語の語彙の全てではないだろうという実感もあり、このワークショップへ参加することにしました。 またONWARDのメールニュースなどで以前からイトウツヨシさんの言葉は読む機会があったのですが、それらのメールの中でも強い写真を裏から支える論理的な背景や構造についてたびたび語られていた印象が強くあり、そういったイトウツヨシさん本人への興味も私がこのワークショップに魅かれた理由の一つです。 4時間のワークショップは2時間ずつ二つのパートに分けて行われました。 前半の2時間は視覚言語についてのレクチャーです。 まとめるとすると「視覚言語」というものが、具体的に何を語彙として使ってるのか?でしょう。 人が生理的にあるいは無意識に反応する図形的特徴を使うことや、CONTENTとFORMなど、写真を作り出す際に相反する関係として現れる要素のバランスをいかに扱うかなどの話題が提示されました。 それぞれの要素の関係を図で表し、それに沿って自身の作品の現在位置を客観的に把握する。明解で、制作中の写真の向かうべき方向性を自分の力で探るツールとして分かりやすくとても便利ではないか思います。 もちろんかなり抽象化、概念化されたツールですので、全てに適用可能な万能ツールではないのですが、これをヒントにそれぞれのケースに応じて考えるためのツールを作り出すことも可能だと思います。 Visual Structure(視覚的なデザイン)と題した、図形的要素が人にどんな生理的な反応をあたえるか?といった話題は簡単な事例のみが示されましたが、視覚心理学的なアプローチを知ればもっと深く掘れそうな話題ですし、画面を作る際の有効な道具であると私自身も考えています。 またレクチャーの最後に見た8分ほどの写真批評の様子を写した映像では、まさに私自身もこのように写真を観察出来るようになりたいと思える、明晰な写真の読み解きが伴った批評が展開されました。あの映像は出来る事ならもう一度見たいと言うか、ことあるごとに何度も見て確認したいような事がつまったお宝映像でした。 前半のレクチャー中で私がとくに興味を持った話題をいくつかあげます。 ・「視覚的なこと」と「意味のこと」を明確に分ける。 ・ただのコピーではなく写真にすることで何が生まれているのですか? ・視覚言語の単語だけでは不十分であり、複数の単語に意味ある繋がりを持たせてセンテンスや詩を目指すべきである。(ビデオの中で発せられた言葉) ・写真について思っているものと写っているものとの間にはかならずギャップがあると意識する。 特に「視覚的なこと」と「意味のこと」を明確に分けることに関しては、レクチャー中たびたび「それは視覚的なことについてですか?それとも意味についてですか?」という問いかけをイトウツヨシさんが発していたのが印象的でした。これはワークショップ全体を貫いていたキーワードだと思います。 ワークショップ後半は参加者がそれぞれ自作から”視覚的に”成功していると思った写真3枚をピックアップして、それに対して皆で意見を述べ合って検討を加えました。「視覚言語」を使って写真を読み解く演習といった雰囲気です。作家としては思っている事と写っている事の間にあるギャップがあらわになる時間でもありました。 ここでも「この写真の視覚的に目立つ部分はどこか?」「この写真の意味(オチ、要点、focus、interest、feature)は何か」この二つの質問をベースにワークショップは進行しました。 この二つの質問の吟味をかいくぐり、ただの単語一語ではない一つの文節をなす写真のイメージを手にするのは、相当にタフな作業です。 同時にそれが強いイメージの要件であると言われるとたしかに納得ですし、これが現実をわざわざ写真にすることで生まれる“何か”でもあるでしょう。 このワークショップ後半部分では、私だけでなく他の参加者も、自作の中に潜む、まさに「ギャップ」としか言えない問題点を発見し体験したと思います。 「視覚言語」という、知ってはいても漠然としたイメージしか持たなかった言葉を、実際に使える、実体のある道具として認識する糸口が見えたワークショップでした。          

六甲山国際写真祭2016アフターリポート「ターニングポイント」 / Takamoto Yamauchi

By | 9月 6th, 2016|2016, 未分類|

こんにちは六甲山国際写真祭2016にレビューイで参加したTakamoto Yamauchiです。 私は東京在住ですが、六甲山l国際写真祭のことは度々耳にしていました。 泊まり掛けでのポートフォリオレビューということで躊躇していたのですが、あまりにも多くの方から勧められるので、意を決して今回参加いたしました。 結論から申し上げますと非常に実りの多い3日間でした。  ポートフォリオレビューはキュレーター、雑誌編集者、写真家など様々な分野の第一線で活躍している方々に自分の作品を見て頂けるまたとないチャンスですが、今回レビューを受けていくつか嬉しいお話を頂きました。 shashashaの大西さんからは写真集出版を検討して頂ける!とのこと。 Andreas Muller PohleからはEuropean magazineへの掲載のお話を頂き、Kevin Wy LeeからはInvisible Photographers Asiaに載せるからデータを送って欲しいとのこと。 また岡原功祐さんやSteven Leeからは次回作に繋がるヒントを頂きました。  Night sessionではJamey Stillings, Alejandro Durán, Micael Sebastian, 岡原功祐さんなど錚々たる面々と近い距離でディスカッションが出来きとても勉強になりました。 またスライドショーでは光栄にも私の作品を紹介してもらい多くの人に見て頂ける良い機会になりました。最後のオープンポートフォリオビューイングでは、写真家のイトウツヨシさんとお話をする機会を頂けました。   そして泊まり掛けというのも合宿のような雰囲気で、レビューイ同士楽しい時間を過ごせました。ホテルに戻ってからもみんなで飲み会をして盛り上がり、今回レビューイとして参加していた写真家の所幸則さんからも第一線で活躍されてる方ならではの有益なアドバイスをたくさん聞かせて頂きました。  非常に濃密な3日間でした。いずれも個人では到底コネクションを築くことが難しい方々と繋がることが出来ました。 こういった機会を作って頂いた主催者の杉山さんはじめレビュアー、スタッフの方々、本当にありがとうございました。 今回の六甲山国際写真祭への参加は、私にとって大きなターニングポイントになるのではないかと思います。

六甲山国際写真祭 2016 アフターリポート「WS 現代ポートレイト写真のアートに参加して 」 / 高杉記子

By | 9月 5th, 2016|未分類|

こんにちは。六甲山国際写真祭2016のポートフォリオレビューにレビューイとして参加させていただきました、高杉記子です。 最終日に、ワークショップ『Contemporary portraiture as an artform in photography 現代ポートレイト写真のアート』に参加しました。   講師のSteven Leeさんは、2009年にThe Kuala Lumpur International Photoawards (KLPA)を立ち上げ、毎年、世界中から集まってくる1500以上のポートレートをみてきています。 ワークショップは、Kobe 819 Galleryで開催されました。参加者がそれぞれ持参した5枚のポートレートを紹介するところからアットホームな雰囲気で始まりました。前半は座学で、ポートレートの基本的な歴史からスタートし、これまでのポートレート史上重要な写真家たち、そしてStevenさんがいま注目している現代のポートレート作品を紹介してくださいました。特に興味深かったのは、 KLPA 2016のオープンカテゴリーでファーストプライズに選ばれたJessica Hinesの「My Brother’s War」という作品でした。ベトナム戦争から帰国して1年めに自ら命を絶った兄がベトナムでどんな生活を送っていたのか、行方不明となっていた兄の親友を探し出して話を聞き、兄がつらい思いをしていたベトナムの地に行くというプロジェクトを通して表現した作品でした。実の兄が亡くなった日のベトナムの星空をパソコンのスクリーンに映し出し、当時の兄のパスポート写真を画面の前に置いたものをポートレートとして撮影しています。他にもさまざまな作品を紹介しながら、ポートレートに、昔からの既成概念にとらわれない表現の可能性が無限にあること、あるいはそれを求められていることを改めて提示してくださいました。 後半は、3人ずつのグループに別れ、ポートレート撮影会をしました。制限時間30分と時間がない中、Kobe 819 Galleryから出て、それぞれが好きな場所で撮影をし合いました。撮影では、たとえば自然光をどう活用しているのか、どんな小道具を使っているのか、どのように声をかけて被写体とコミュニケーションしているのかなど、チームの方々が普段どう被写体に向き合っているのかが垣間見え、とても楽しい時間でした。   Stevenさんの言葉で特に印象に残っているのは、受賞者やファイナリストのポートレートは、いきなり撮ったのではなく、1つの作品として完成したプロジェクトの中の1枚が選ばれることが多い、ということでした。なぜならそのような作品は、リサーチや取材に基づいており、それがレイヤーとなってきちんと反映されているからです。ポートレートは1枚一発勝負のように見えるけれど、やはり人を動かすものはその裏にいくつもの層があることを強調していたことはとても説得力がありました。私自身,写真家としてポートレートを極めたいと願う中、改めてポートレートの奥深さと魅力を感じることができたワークショップでした。 KLPAには、2014年、2015年と、六甲山国際写真祭の参加者からも日本人Finalistが出ています。ぜひ来年は、皆さんも応募してみてください! http://www.klphotoawards.com  初めて参加した六甲山国際写真祭でしたが、レビュワーの方々やゲスト写真家の方々との距離が近く、参加者同士もお互いに情報交換し合ったり励まし合ったりとそれぞれが緊張感をもってレビューを受けながらも終始温かい雰囲気に満ちており、“コミュニティ”、“教育”といったこの写真祭の目指す方向性を、ひしひしと感じるものでした。今回レビューやワークショップでお世話になったStevenさんは、以前よりFacebookでつながっていたので、今回実際に会う初めての機会ともなり嬉しかったです。さまざまなつながりが作り出されることは、六甲の醍醐味だと思います。あらたな出会いや再会から生まれたご縁を今後も大切にしたいと思います。杉山さんを筆頭に、1年目から写真祭を育ててこられたスタッフの皆さま、各国からいらっしゃった素晴らしいレビュワー、レビューイの皆さまに改めて感謝申し上げます!                    

六甲山国際写真祭2016アフターリポート「自分が目指す場所」/ 奥彩花

By | 9月 1st, 2016|未分類|

六甲山国際写真祭2016のレビューイとして参加した奥彩花です。 そして、EMERGING PHOTOGRAPHERS' SHOWCASE 2016のスライドショー作家にも選んでいただきました。 この写真祭には去年はボランティアとして参加させていただきました。その後,代表である杉山氏にこの写真祭は海外の強力なレビュアーを呼んでおり、今まで参加された方々も活躍されている話を聞き是非参加したいと思いました。 レビューではわたしは英語が多少しかできないので通訳をお願いしましたが直前にアドバイスをいただき、分からない時だけ助けていただくことにして、とにかくできるだけ自分で英語で伝える、プレゼンをする、そして相手の伝えたいことを目を見て理解しようと心がけました。 事前に疑問点をまとめておき、私がたくさん質問させていただき、レビュアーも細かく教えて下さったので、自分の作品の気になる点やレビュアーの国の写真事情も聞くことができました。   そして忘れることができないのがナイトセッションです。 JameyとAlejandoroを中心として「写真は世界を変えられるか」というテーマで意見を出し合いました。 なんとなく頭では分かっていても本気でそのようなことを考えたことはなかったです。しかし彼らを見ていると、一流の写真家はきっといつもこの「写真は世界を変えられるか」ということを自分に問うているのだなと感じました。 彼らが考えていることがリアルに知ることができた夢のような一時でした。   そして27日の夜、EMERGING PHOTOGRAPHERS' SHOWCASEをレビュアーと参加者の前で発表されました。 スライドショーとはいえレビューを受けてないレビュアーにも見てもらえるチャンスなので緊張しつつ見ていました。 終わった後にレビューはしてもらっていないレビュアーや海外の写真家にも声をかけられて作品について話すことができました。 スライドショーによって全員にわたしの作品を知ってもらえるよい機会でした。 また、スライドショーで流した動画をYoutubeにアップしていますのでそちらも見てください。 https://www.youtube.com/watch?v=pV4q7CZKP2w     六甲国際写真祭のいいところは、展示は社会をテーマとしているため写真家であろうとなかろうと知る、学べるものであること、 そしてポートフォリオレビューは具体的に世界を目指せる写真家のためのイベントであることだと思います。 強いコンセプト、それらを英語に分かりやすく変換すること、そしてプレゼン力、そして押し付け過ぎず自分の作品をアピールできる力、 コンセプトも写真も必要な部分と必要でない部分を見分けて、いらないものは切り捨て、必要なものだけで構成されたパーフェクトな作品に仕上げることが大事なんだと学びました。 今回レビュアーの反応を見ていたら、コンセプトは理解してもらえたので、 何故この方法で撮影したのかと、子供時代が関係している作品だったので、聞かれたらそういうことももっと細かく答えられるようにしなくてはと思いました。 3泊4日ということで普段の毎日から切り離されてこんなにじっくりと自分の作品と向き合うことができる機会はなかなかないように思います。 そしてレビュアーだけでなく同じ参加者からもたくさんの意見をいただくことができました。 4日間過ごしてきたので別れ際は寂しいくらいでした。またお会いしたい方々ばかりでした。 この写真祭に参加することによって、自分がやりたいことに対して物怖じせず一歩前出て行動しようと思いました。 そして自分が目指す場所がシンプルに決まりました。 だからあとはそこに向けて突き詰めていくのみです。 来年もこれからも関わらせていただきたいと思える場所です。 関係者のみなさま、本当にありがとうございました。