僕としては随分久しぶりの投稿となりますことをご容赦ください。この度、長年勤めていた本職の勤務先を辞し、しばらく写真に関連する事業やアーティストサポート、アートの社会参加を促すNPO法人を立ち上げる目的で、新しい活動に従事することになり、昨年末から3月末までその準備でバタバタとしておりました。職場からの退去がようやく進み、これからは今後の活動に関する情報発信、六甲山国際写真祭の準備の環境が整いつつあります。ご心配をおかけしましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて、RAIEC TOKYO 2017展がいよいよ今週末東京アーツ千代田3331で開催されます。

このイベントは、2014年から六甲山国際写真祭のプロモーションイベントとして毎年東京で開催しているものです。前年度までの六甲山国際写真祭ポートフォリオレビュー参加者のボランティアおよびスタッフ参加を求めてその準備から開催の実行まで自主運営で開催しています。今年は21名の写真家が参加しての展覧会と、六甲山国際写真祭を通じて出版に結びついたアーティストとその出版社のレクチャー、現代写真の表現についてのトークショー、写真表現のためのコミュニケーションワークショップなど、これまで、そしてこれから写真で表現を行いたいと考えている写真家がより高い次元で活動を行うために必要な知識と経験を共有できる「場」として、短い期間ですが、強力なプログラムをご用意しています。

折しも、世界はかつてない混迷の危機に瀕し、従来の価値観ではうかがい知れない不安の時代を迎えています。六甲山国際写真祭が始まった2013年から比べてみても、考えもしなかった体制の変化やアイデンティティーの変節を迎えています。写真表現はこの変化の世界でどういう役割を担うのでしょうか。それは、個、社会、世界というさまざまな局面で蠢き、出口を探しているようにも見えます。

六甲山国際写真祭も今年で5年目を迎えます。5年間の経験の蓄積は、そういった世界の変化を眺めてきた5年でもありますが、一方で、写真に限らず、表現というものは収斂したり膨張しながら新たに発見され、さらに高みに向かって発展されるべきものです。ダイバーシティーとトレンド。今年の写真祭はこのキーワードで8月に開催される予定です。ポートフォリオレビューもこれまで多数ご応募をいただいております。ぜひ六甲山の、未来につながる写真コミュニティーにご参加ください。

東京で、そして六甲山でお目にかかれますことをこころより楽しみにしております。