RAIEC KOBE OFFICE

B1F 2-4-8 kaigan-dori Chuoku Kobe JAPAN 6500024
Gallery TANTO TEMPO
+81 78 335 6510
info@rokkophotofestival.com

650-0024 神戸市中央区海岸通2-4-8 B1F
Gallery TANTO TEMPO内
078-335-6510
info@rokkophotofestival.com

Loading...

– ROKKO MOUNTAIN VIEW

4月 2017

六甲山国際写真祭に参加して / 岡原功祐

By | 4月 28th, 2017|Categories: 未分類|

こんばんは、六甲山国際写真祭2017ポートフォリオレビュー事前審査の募集も4月30日までと迫ってきました。     去年の夏の四回目の写真祭の招待作家で参加していただいた岡原 功祐さんから素敵なトークと展示を発表していただいた様子のリポートを預かっています。               六甲山国際写真祭に参加させて頂いた、岡原功祐です。今回、私の作品「Fukushima Fragments」を展示していただきました。   写真展で展示したプリントは、3月に東京で行った写真展のものを神戸に運んで頂き、展示したものですが、大きなシートにステートメントを印刷して頂き、ました。ステートメントはこの作品にとってとても大事な部分なので、こうしてこのプロジェクトを大切に扱って頂いたことにとても感謝しています。   さて、始めて参加させていただいた六甲山国際写真祭ですが、ボランティアの方々を含め、運営の方たちにとても温かく迎えて頂き、素晴らしい時間を過ごすことができました。   初日のトークでは撮影のプロセスを、写真を見せながらお話しさせて頂きました。5年半前の震災は、物理的にも精神的にも難しい撮影でした。今回こうして関西で福島についてお話しさせて頂く機会をいただけて、とてもありがたかったです。   2011年の震災後、何度か関西を訪れる機会が有りましたが、そのたびに東日本とは全く違う空気が漂っていることにショックを受けると同時に、ほっとする自分がいたのを思い出しました。逆に、神戸の震災の時は東京にいて(高校受験の当日でした)、テレビのニュースから流れる映像にショックを受けつつも、実際に現場を見ることはありませんでした。すでに21年もの月日が流れたということに驚きを隠せません。         フェスティバルでは、トークの他に、ポートフォリオレビューにもレビュアーとして参加させていただきました。皆さん準備が素晴らしく、一緒に参加していたシンガポールや中國からのレビュアーも驚いていました。レビューを受ける方同様、私も撮る方なので、作品作りの難しさなどについて共感できるところも多く、何かしら良いものを持ち帰っていただけたらと思いレビューさせて頂きました。私とは畑違いの作品も多く見させて頂きましたが、写真を通すと不思議と見えてくることが多々あり、改めて写真という媒体について考えさせられました。作品は人に見られてなんぼだと思うので、こういったレビューの場は、作品が飛び立っていく上でとても大事だと感じます。   フェスティバルというよりは参加者の強化合宿のような色合いが強い場でしたが、こういった機会は日本では中々ありません。写真教育を中心に据えて行うという理念も素晴らしいと思います。このフェスティバルが、国内の写真教育の重要な場として今後も末永く続くことを祈っています。               六甲山国際写真祭2017ポートフォリオレビュー事前審査のエントリーフォームはコチラになっております。 http://rokkophotofestival.com/blog/?page_id=11357      

写真表現のためのコミュニケーションWS RAIEC TOKYO 2017 に参加して / 久保 誠

By | 4月 25th, 2017|Categories: 未分類|

六甲山国際写真ポートフォリオレビュー2016のレビューイとして参加した久保誠です。   私は「写真作品を発表する」ということを、自身の思いを伝えるためにプリントをして見せることだと考えていました。 間違っていないとは思うのですが、それは常に主観的で自分本位になりがちな、押し付けがましい行為ではないかと心配でした。 コミュニケーションという言葉にも引っかかります。コミュニケーションならば双方向の対話なはずなのに、観衆からのフィードバックを受け取っていない自分がいたからです。言語を持たず感覚を頼りにして撮っていた私の作品を社会システムの中で同意してもらうためには、観衆である他人を考え客観的な言語にする必要がある。 この事を実践的に習えたこのワークショップは、私にとって大変有意義でした。     「内向的なのか外向的か」「パーソナルなのか社会的なのか」「インパクトの強弱」「見えているのかそれとも想像の世界なのか」、自分の作品の主観を捨てて、客観的に分析するためのヒントを沢山もらいました。 後半の自分の作品のステートメントを他の参加者が作るグループワークでは、自作ステートメントとより良いものが出来る新鮮さに皆、驚いた様子でした。 ワークショップの中で杉山さんが言っていた通り、ステートメントは辞書で調べても「思い」の意味は無く「声明」や「宣言」でした。   自分の作品をより理解してもらうために、もう一度言語で明確にしてみます。      

写真表現のためのコミュニケーションWSのススメ / オカモト ヨシ

By | 4月 11th, 2017|Categories: 未分類|

こんにちは★   第一回から六甲山国際写真祭にレビューイとしては参加しています、オカモトヨシです。   4月 15 @ 12:00 PM - 5:00 PMよりArt Chiyoda 3331 1階 会議室にて「写真表現のためのコミュニケーションワークショップ / RAIEC TOKYO 2017 」が行われます。   私は、四年前に神戸で行われた一番最初の「写真を表現するためのコミュニケーションWS」に参加しました。 このWSが、私が写真家としてのスタートとなりました。 私は日頃は商業カメラマンとして、仕事の写真をせっせと撮影しています、仕事は私の人生で一番刺激的な事ですが、物足りなさも有りました。 若い頃は仕事に繋がる作品も盛んに撮影していました、写真を撮影していても自分自信を表現する作品は知りませんでした。カメラマンとしてもそれで良いのだろうか?と悩始めたのがその頃でした。   そんな時にこのWSと出会い、このWSがきっかけで写真仲間と出会い写真の世界広さを知りました。 作家活動をしていきたいそんなに気持ちになったのです。   WSでは作品をただ作り編集するだけではなく、作品と言う名の自己満足で終わらないために見る側とどのような関係性を作っていくか、そのためのステータメントの作成方法、伝える事に的確な見せ方、写真と社会が繋がるコミュニケーションの方法などを学びます。 ただ、綺麗な作品だけでは何も自分の伝えたい事は伝わらないと実感したのです。 伝える作品を作る事の大切さを学びました。     このWSに参加した後も直ぐに伝わる作品が生まれるわけではなかったですが、作品を見せる自信のきっかけになり表現方法の幅が少しずつ広がりました、またWSの仲間と情報交換など自分が知らなかった世界が広がりました。   このWSをきっかけとし四年間、作品制作を継続して去年はレビューサンタフェに参加したりと少しずつですが成果と答えを見つけ出せるようになってきました、ゴールにはまだまだ遠いですが第一歩があの四年前だったのだと思います。       もし、誰かに写真を見てもらいたい伝えたい人がるのであれば一度このWSを受けて見てください、レビューを受けるにしても、展示をするにしても、写真集を出すにしても、人と繋がる写真とは?の必要な事が詰まっているそんなにWSです。   オカモト ヨシ   WSに興味の有る方はこちらを見てください。   六甲山国際写祭HP;http://rokkophotofestival.com/blog/?tribe_events=%E5%86%99%E7%9C%9F%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7 ライエック東京HP;http://rokkophotofestival.com/raiec_tokyo/#workshop   フェイスブック;https://www.facebook.com/events/1424790890924687/    

2017RAIEC Tokyo 参加作家ファイル -02-

By | 4月 7th, 2017|Categories: 未分類|

明日から2017RAIEC Tokyo展がスタートです。 総勢21名の展示の搬入が先ほど終わりました。 会場は3331 Arts Chiyoda 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分 東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分 都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分 JR御徒町駅南口より徒歩7分 JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分 JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩15分 開催期間は2017年4月8日〜4月16日      12:00〜20:00(最終日18:00まで)となっております。 参加作家の方々をご紹介(順不同)しています。第二弾!! 参加作家の皆さん、ありがとうございます。 http://rokkophotofestival.com/raiec_tokyo/ RAIEC2017satelliteTokyo 参加作家ファイル -02-       氏川 彩加 自己紹介:高知県出身 ふるさとの漁村にて父を想う Website: http://ujikawaayaka.com/         久保 誠 自己紹介: 閉息潜水写真 Under water apnea pictures Alone in the ocean. Relaxing , forgetting breathing .                       The body completely melting with the sea water .       [...]

RAIEC TOKYO 2017いよいよ今週末開催です

By | 4月 7th, 2017|Categories: 2017RAIECsatelliteTokyo, NEWS, RAIEC, Workshop|Tags: |

僕としては随分久しぶりの投稿となりますことをご容赦ください。この度、長年勤めていた本職の勤務先を辞し、しばらく写真に関連する事業やアーティストサポート、アートの社会参加を促すNPO法人を立ち上げる目的で、新しい活動に従事することになり、昨年末から3月末までその準備でバタバタとしておりました。職場からの退去がようやく進み、これからは今後の活動に関する情報発信、六甲山国際写真祭の準備の環境が整いつつあります。ご心配をおかけしましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 さて、RAIEC TOKYO 2017展がいよいよ今週末東京アーツ千代田3331で開催されます。 このイベントは、2014年から六甲山国際写真祭のプロモーションイベントとして毎年東京で開催しているものです。前年度までの六甲山国際写真祭ポートフォリオレビュー参加者のボランティアおよびスタッフ参加を求めてその準備から開催の実行まで自主運営で開催しています。今年は21名の写真家が参加しての展覧会と、六甲山国際写真祭を通じて出版に結びついたアーティストとその出版社のレクチャー、現代写真の表現についてのトークショー、写真表現のためのコミュニケーションワークショップなど、これまで、そしてこれから写真で表現を行いたいと考えている写真家がより高い次元で活動を行うために必要な知識と経験を共有できる「場」として、短い期間ですが、強力なプログラムをご用意しています。 折しも、世界はかつてない混迷の危機に瀕し、従来の価値観ではうかがい知れない不安の時代を迎えています。六甲山国際写真祭が始まった2013年から比べてみても、考えもしなかった体制の変化やアイデンティティーの変節を迎えています。写真表現はこの変化の世界でどういう役割を担うのでしょうか。それは、個、社会、世界というさまざまな局面で蠢き、出口を探しているようにも見えます。 六甲山国際写真祭も今年で5年目を迎えます。5年間の経験の蓄積は、そういった世界の変化を眺めてきた5年でもありますが、一方で、写真に限らず、表現というものは収斂したり膨張しながら新たに発見され、さらに高みに向かって発展されるべきものです。ダイバーシティーとトレンド。今年の写真祭はこのキーワードで8月に開催される予定です。ポートフォリオレビューもこれまで多数ご応募をいただいております。ぜひ六甲山の、未来につながる写真コミュニティーにご参加ください。 東京で、そして六甲山でお目にかかれますことをこころより楽しみにしております。

ごあいさつ

By | 4月 7th, 2017|Categories: 2017RAIECsatelliteTokyo, Experience, NEWS, Organization, RAIEC, Story, 未分類|Tags: |

みなさまこんにちは。この度六甲山国際写真祭アシスタントディレクターに就任しました、氏川彩加です。 私は昨年のメイハウスワークショップ、続くポートフォリオレビューを通して六甲山の写真コミュニティに参加しました。そこでは、写真の可能性、写真で何をやりたいのか、といったことが真剣に議論され、写真家としての覚悟、ひいては人生の核となる部分を問われていてとても刺激を受けました。一方でアート教育や意識における世界との差、写真をとりまく日本独自の環境など、正直いろいろなことに戸惑いを隠せませんでした。 そんななか-現代社会に対する疑問の呈示、教育の重要性、写真を使ったゆるやかな社会変革-六甲山国際写真祭が掲げるミッション、それを牽引してこられた杉山さんの想いに感銘を受け、本写真祭の運営に携わらせていただくことになりました。 RAIECでの活動を通し社会とどのようにつながりをもつか、自分なりの解を模索し、実践していきたいと思っています。新たな責任に身が引き締まる思いを抱くと同時に今後訪れるであろう様々な出会いに胸を躍らせています。   また今年の写真祭に先立ちいよいよ今週末よりRAIEC TOKYO 2017(昨年のポートフォリオレビュー参加作家有志によるグループ展)が開催されます。ぜひこちらにも足をお運びいただけると嬉しいです。  それでは今年の夏、六甲山でみなさまにお会いできることを楽しみにしております。  氏川彩加

3月 2017

2017RAIEC Tokyo 参加作家ファイル -01-

By | 3月 16th, 2017|Categories: 2017RAIECsatelliteTokyo|

2017RAIEC Tokyo展の展示参加作家が決定しました。 総勢21名の参加表明をいただきました。 参加作家の方々をご紹介(順不同)しています。第一弾!! 参加作家の皆さん、ありがとうございます。 http://rokkophotofestival.com/raiec_tokyo/ RAIEC2017satelliteTokyo 参加作家ファイル -01-     白井 俊行 自己紹介:どこに行っても、何をしても、つまらない30代。  Website: http://shirai-toshiyuki.tokyo/     清田 翔也 自己紹介: 1986年愛知県渥美半島に生まれる。大学進学より大阪に在住する。地元と大阪・地方の文化の違いに興味を持ち最近では地元の渥美半島を舞台とする作品が多い。六甲山国際写真祭2016のポートフォリオレビューが初参加。     石井 陽子 自己紹介:2011 年3 月、人の街に棲む鹿を捉えたシリーズの制作を開始。以来、北海道から沖縄まで鹿のいるところへ出かけては、人間たちの決めた境界線を軽やかに越えて自由に生きる鹿の姿を追っている。2015年12月 リトルモアより写真集「しかしか」を刊行。 Website: http://yokoishii.com/ FACEBOOK page: https://www.facebook.com/yokoishiideer     じえ 紗友梨 桜の樹の下には屍体が埋まっている!という有名な一節を写真物語として表現しました。 Website: jiesayuri.com   篠倉 彰智 自己紹介:兵庫県出身、兵庫県在住。 Website:  http://www.akitoshisasakura.com     所 幸則 時のウィザードとSFMOMA収蔵作品のうちの一枚、アインシュタインロマン Website:  http://tokoroyukinori.com/     深谷 貴子 自己紹介:愛知県在住。幼少期は絵を描くことが大好きな空想少女で、それが自己表現の方法であった。現在は鉛筆をカメラに持ち替え、自分の娘たちをモデルにしながら自身を形成してきた過去の記憶や想いを再現している。 Website: http://www.takakofukaya.com     尾﨑 ゆり 自己紹介:高知県出身、大阪市在住。self-taught photographer. Website: http://seafelizyuri.wixsite.com/yuriozaki     TOMM photographer 自己紹介:福岡を拠点に活動していますTOMM photographer(トム フォトグラファー)と申します。日本各地を訪れ、地域に根ざした祭りや、民族芸能を取材しています。祭事のときに流れる非日常の空気のなかに、 古来より連綿と受け継がれてきたエネルギーが溢れています。そのエネルギーは磁場となって、人と人を繋げ、魂を再生させるものです。日本人の魂の在りかや日常を再生するエネルギーの神聖さや尊さをモノクロ写真で表現しています。 Website: http://www.tommphoto.com     飯田 [...]

2月 2017

「RAIEC TOKYO 2017」写真展が決定しました!!

By | 2月 23rd, 2017|Categories: 未分類|

こんにちは。 今年も「RAIEC TOKYO 2017」写真展が決定しました!! 今日はご報告と簡単にRAIEC TOKYO 2017 展の説明 と展示メンバーの発表をします。 去年の秋で四回目になる六甲山国際写真祭が2013年にスタートしてから毎年翌年の春に東京で行っている、写真祭のポートフォリオレビューにレビューイとして参加したメンバー有志の写真展です。 写真展期間中は会場でゲストを招いてトークショーやワークショップ、六甲山国際写真祭を足がかりに成果を上げた人たちの報告会など盛りだくさんのイベントが有ります。 今年も例年と同じく東京都千代田区の 3331 Arts Chiyodaにて開催いたします。 今年の写真展の概要です。 会場: 3331 Arts Chiyoda 地下1F B104      〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 会期: 2017年4月8日(土)~16日(日)  12:00~20:00 (最終日18:00まで) イベント:*写真集出版の最新事情・学習会(講師1 大西洋shashasha、講師2 大橋英児ほか)4月8日(土)15:00~      *オープニングレセプション 4月8日(土) 18:00~      *写真家トーク タカザワケンジさん+杉山武毅 4月9日(日) 17:00~      *ワークショップ 杉山武毅氏による写真を表現するためのコミュニケーションワークショップ 4月15日(土) 10:00~18:00      *六甲山国際写真祭2016成果報告会 4月15日(土) 18:00~      *クロージングパーティー 4月15日(土) 19:00~                                                      RAIEC TOKYO 2015トークイベント風景 また、上記イベントなど詳細などは後日アップしていきますね。 今年の展示メンバー 尾崎 ゆり、田村 友美、森田 晃博、飯田 夏生実、下田 照己、久保 誠、高杉 記子、じえ 紗友梨、田村 美樹、石井 陽子、TOMM photographer、くろだ さくらこ、清田 翔也、篠倉 彰智、深谷 貴子、氏川 彩加、丸山 杏子、 白井 俊行、中田 明、斎藤 涼介、所 幸則 (順不同 21名) 参加作家を中心に素敵な展示を準備しています。 みなさま、楽しみにしていてください。 詳細や変更事項などはこのブログにアップしていきますのでみなさま要チェックでお願いします。                                                    コミュニケーションワークショップ風景 [...]

11月 2016

六甲山国際写真祭2016フォローアップミーティング

By | 11月 25th, 2016|Categories: 2016, NEWS, Organization, Portfolio Review, Support|Tags: |

六甲山国際写真祭2016のポートフォリオレビューに参加した写真家向けのフォローアップミーティングを、11月23日に東京で開催しました。祝日にもかかわらず、11名の参加者があり、3時間程度、みっちりフォローアップをさせていただきました。ミーティングの要点は、六甲山国際写真祭のレビューでどのくらい成果があったのかということをそれぞれの写真家たちに聞くこと、自分で感じ取った成果や反省点、レビューを受けた中で気がついた点を聞いた上で、作品の良い点、弱点を明らかにすることで、今後の活動に生かしていただくことです。いつもいうように、六甲山国際写真祭はただの評価プログラムで、ゴールではあり得ません。ここを通過した人たちは、何らかの表現が認められているわけで、そのたっている場所、その先にどんな風景が見えるのかを立ち止まって確かめてみるのに格好の場所です。そういう意味で、今回の一連の準備会、ポートフォリオレビュー、アフターフォローは、自分の表現が他者から見てどう見えるのか、その先にどういうプロジェクトがあり得るのかを見定めるのに役に立つはずなのです。国内にはそういう場所がなかなか見当たらないのが現状だと思いますが、六甲山をてこになんとか写真活動を高めていっていただけると嬉しい、というのが主催者の単純な思惑でもあります。実は、Review Santa Feで美術館やギャラリーの人たち、写真祭などのオーガナイザーと話していて、準備会、アフターフォローは誰もが必要性を感じていてやってみたいと考えているのですが、簡単にはできないことだと聞きます。日本でそんなことが行われていることに驚かれもしました。欧米の写真家たちはもともとアート教育を受けている人が多いということも背景にあると思います。また、運営サイドもさまざまなプロジェクトを抱えて、忙殺されているという現実もあるようです。準備会やアフターフォローを開催した大きな理由は、六甲山国際写真祭の過去3年間の開催を通じて、写真家の準備不足、写真家に明確な目標がないこと、将来の活動を含めて認識が一様に甘く、知識がなく、迷子のようにさまよっているのが現状だと思えるからです。地に足をつけた活動というか、じっくり取り組むプロジェクトを作っていく上で必要な情報をどうやって集めるのか、そういう課題に対して、六甲が役割を果たそうと考えているわけです。 フォローアップミーティングのあとは、少し早いですが忘年会となりました。 12月には関西と北海道でもフォローアップミーティングを開催します。  

Review Santa Fe 2016 -状況と判断Part1

By | 11月 7th, 2016|Categories: 2016, Mt.ROKKO, Organization, Portfolio Review|Tags: , |

Review Santa Feに来ています。 今年のReview Santa Feは通常6月に開催されていたのが、今年は11月開催になりました。主催者によると、夏休みに突入する6月に比べると11月はオフシーズンということもありコストが安い、とのことですが、パリフォトなどの期間を控えてこの時期に開催することを不思議がっているレビュワーたちも多くいたことから、来年はどの時期に開催されるのか不透明感が漂っていました。アメリカといえば大統領選挙を間近に控えて、いつもと違って少しそわそわしている街の様子も感じ取ることができました。 Review Santa Feの特徴は、アメリカの地方都市のローカルな、コンパクトな写真祭という位置付けですが、美術館、出版社、ギャラリーなど50名を超える強力なレビュワーが集まっての強力なレビューで、そこにワークショップ、展覧会を加えた写真祭の形式を作っていて、世界中からアーティストたちが集まってのお祭りです。2010年に初めてここを訪れて主催者をインタビュー、2013年以降4年間にわたって僕もレビュワーとして参加してきましたが、毎年集まってくるアーティストの多様性には驚かされます。 4年もの間毎年参加していると、レビュワーのなかでも次第に知り合いが増えていくのが面白いのですが、六甲山にも多くのレビュワーをここから誘っているので、ここでは六甲山はとても有名です。多くの人に声をかけられ、六甲山国際写真祭のことを聞かれます。日本人のアーティストを探しているので紹介してほしい、レビューに呼んでくれなどと声をかけられるのはとてもありがたいことです。2-3月にかけてMei House Photography Workshopを計画しているのですが、そこに誘う予定の専門家もきっちりと見つけることができました。 今年のレビューには4名の写真家が六甲山国際写真祭を経由するかその関連から選ばれて参加しており、それに加えてNYから自力で参加した日本人を合わせると5名の写真家が選ばれていました。Review Santa FeのLaura Pressley氏がかねてから表明していた通り、相互の交流を深めるという意思を強く感じました。もちろん、審査を経てのセレクションなのでアドバンテージが与えられているということは決してありませんが、六甲山国際写真祭経験者だからこそReview Santa Feに応募していくという流れができていることを反映したものだし、それこそがReview Santa Feが六甲山国際写真祭を重視する狙いだと考えられるので、今後も交流は深まっていくように思います。 一去年のReview Santa Feに参加していたEvan Andermanという写真家が、昨年の六甲山国際写真祭にプロジェクション作家で参加してもらったのですが、新たにReview Santa Feのボードメンバーになっていたのは嬉しい驚きでした。また、2013年に初めてレビューをした若い写真家たちがReview Santa Feのスタッフで戻ってきて再会できたのはとても嬉しいことでした。 また、今年はReview Santa Feの創始者の一人で、現在はSanta Fe Photographic Workshopを主催しているReid Callanan氏の表敬を受けました。同じ「山」の写真祭として、そしてコンパクトな写真祭の良き先例として相互に助け合っていく事を確認しました。 写真の傾向としては、今年は若干パーソナルワークがやや減少し、ドキュメンタリー、コンテンポラリーアートは例年通り、建築写真などを含めて風景写真などが若干増えた印象となりました。参加者の年齢は20代はすくなく、30代から40代を中心に、50代から75歳までの幅広い年齢層が参加していました。ひょっとしたら50代以降の方が多かったかもしれません。国籍はアメリカを中心に、日本、オーストラリア、ベルギー、中国、ロシアなどから参加者がありました。対するレビュワーは、美術館、ギャラリー、出版社に加えて、ウェブメディアなどが増えているのが時代を映していて面白いと思いました。ニュースウェブメディアとしては、ハフィントンポスト、Wired、Times、National Geographicなどが参加していました。ただ、一部のメディアは同じ組織から複数のレビュワーが来ており、それらがレビュワーリストで重複して不満を訴える状況もあったようです。 僕のレビューは例年通り全ての枠が埋まっており、嬉しい限りなのですが、場外で枠を引き当てられなかった人たちから盛んに声がかかる状況もこれまで通りでした。レビュー参加者は皆、六甲山のことやギャラリーのことをよく研究していて、写真祭参加、あるいはギャラリーでも展示が叶うことを希望しての応募で、売り込み攻勢はすざましい勢いを感じました。 僕はギャラリー向けと写真祭向けのリストをもっているのですが、今年もレビューした27名の写真家のうち15-17名をリストアップしました。特に六甲山のメインゲストクラスのリストに4名ばかり名前を追加できたのは良かったと思います。いずれも、教育的観点から取り上げたい作品で、ローカルなコミュニティーに起こった問題を客観的に取り上げている優秀な作品で、Review Santa Feの展覧会でも取り上げられていました。   日本人参加者の評価などについては、2016年11月27日の報告会後に記事にする予定です。