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Home2019-09-01T00:38:37+09:00

ごあいさつ

2013年に始まったこの写真祭も早いもので今年で7回目を迎えることになりました。その間この写真祭では世界的な写真家も多く招待し展示してきましたが、有名無名に関わらずむしろ国籍や人種、宗教などといった垣根を超えて、社会における人々の考え方の多様性やひととひととのコミュニケーションを促す作家作品に光をあてて展示を行ってきました。また、特に国内の写真家に対してコミュニケーションを通じた作品作りを促したり、国際的な写真家同士の交流を通じて国際舞台に写真家が挑戦するお手伝いをする国内では珍しい写真祭の形式をとってきました。著名な写真家の作品はもちろん大切ですが、まだ途上にいる若い写真家たちの作品をより多く取り上げ、神戸六甲山の地でともに切磋琢磨する場として機能してきたものと自負しています。

今年のテーマは「My Place My Life」です。ゲスト写真家の作品とともに世界各国から作品を募集し、優秀な成績の作品を展示します。このテーマは、国際情勢の不安定さがもたらす不穏な空気があるなか、どのような小さな町や集落にもそれぞれの暮らしがあることを写真を用いた表現でどう描いているのかを追求します。紛争や戦争、差別や人権問題。少子高齢化や経済格差。世の中に山積する問題と絡めて自分と関わりのある町や暮らしを描くとき、自分を知り他者を知ることでそれらの問題をコミュニケーションを通じて解決する第一歩となる、そういう思いからこのテーマを掲げることにしました。

今年は昨年同様C.A.P.芸術と計画会議 Kobe Studio Y3での展示にくわえて、美しい庭園である相楽園でも展示を行います。どうぞご高覧ください。

六甲山国際写真祭 代表 杉山武毅

Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVAL 2019 will be held again this year. This photo festival, which started in 2013, marks the seventh edition this year. During this time, many photographers from all over the world have been invited and exhibited at the festival. We have been exhibiting photographers not by their name but it goes beyond the boundaries of nationality, race, religion, etc. We have been exhibiting the works of artists who encourage communication with people. And so, this festival is unique photo festival in Japan that encourages domestic photographers to create works through communication, and helps photographers to challenge the international stage through conversation between international photographers and photo professionals. This year’s theme is “My Place My Life”. Along with guest photographers’ works, works from all over the world will be recruited, and works with excellent results will be displayed. This theme pursues how the photography is important for the society that it show every small story has its own power in the midst of a disturbing atmosphere brought about by the instability of the international situation. Conflicts, wars, discrimination and human rights issues. Declining birthrate and aging population and economic disparity. When people understand stories brought by photographers, this theme will be the first step in solving those problems through communication by knowing yourself and knowing others.  This year, in addition to the exhibition at C.A.P. Kobe Studio Y3, we will also exhibit at Sorakuen, a beautiful garden in Kobe. Please have a look.

RAIEC / Takeki Sugiyama

Memories 2019
Program / Venue

プログラム / 会場

Mikael Owunna

C.A.P. KOBE STUDIO Y3

〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通3丁目19−8 3F

078-222-1003

cap-kobe.com

C.A.P. KOBE STUDIO Y3

2019年8月28日(水)から9月1日(日)午前10時 – 午後7時 *最終日午後6時まで

東ギャラリー

Infinite Essence/ Mikael Owunna

西ギャラリー

まちのあかり2019 / 大滝恭昌 鈴木かずなり ストラーン久美子 矢内絵奈 吉田篤司

相楽園 SORAKUEN

〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通5丁目3−1

078-351-5155

sorakuen.com

Kurt Tong

相楽園

2019年8月28日(水)から9月1日(日)午前9時 – 午後5時 *8/29(木) 休園 8/31(土)9/1(日)午後9時まで

日本庭園

せかいのあかり / RAIEC DIRECTOR’S CHOICE 2019 Part 2

Kurt Tong     Santiago Vanegas     眞岡綺音
芝生広場

神戸国際写真賞入賞作品展

テーマ部門
Mo Verlaan     Adi Safri     Francesco Merlini
Kevin Siyuan     Kuo Hsiu Ping
自由部門
ほんだのりこ  今井まい  Zhou Han Shun
Nurul Munirah Rohaizan     Darron Davies

Tatsuo Suzuki

Mirage Gallery

〒650-0012 兵庫県神戸市中央区中央区北長狭通3丁目9−10 青柳ビル 303

078-335-6510

Mirage Gallery

2019年8月28日(水)から9月1日(日)午後12時 – 6時

Enter the city –鼓動-

鈴木達朗 大西 正

アーティストトーク

日時:2019年8月31日 午後7時45分

会場:相楽園 特設会場

参加費:¥1,000

※写真展は写真祭終了後も9月29日(日)まで続きます

ROKKO MOUNTAIN VIEW

最新の情報

9/28(土) Mirage Gallery 鈴木達朗・大西正 写真展アーティストトークを開催

By |9月 27th, 2019|Categories: 2019, Artist Talk, Exhibition, Mirage Gallery, Mt.ROKKO|

六甲山国際写真祭2019 会期終了後もMirage Galleryにて開催している鈴木 達朗・大西 正 写真展 "Enter the City - [...]

六甲山国際写真祭2019を振り返る・その2

By |9月 4th, 2019|Categories: Exhibition, Experience, Mirage Gallery, Mt.ROKKO, NEWS, Organization, Photographer, Photography, Portfolio Review, RAIEC, Workshop|

ミニマルで手作りでありながら最高の体験ができる。六甲山国際写真祭はずっとそんなものを追い求めていた気がします。2013年の5月に実行組織を立ち上げて、初めての写真祭をその年の11月に六甲山上で開催した時、僕は関係者に「結婚式2つ分ぐらいの労力と資金でできること」を実施することを求めていました。新郎新婦が半年程度の準備期間に苦労して開催できる範囲のことを手作りでやろうと考えていました。大きな夢をみなかったわけではありませんが、特定の企業や写真産業に資金や協力を求めてこなかったのには理由があります。参考にした二つの写真祭も大きいものではありませんが、それは運営自体をコンパクトにすることで中身を充実させ、参加者と実行組織との距離を縮め、より体験型の写真祭をデザインしているからです。そうはいっても、詰まるところ、僕自身が忙しく大きなことはできないのは明らかだったのが最も大きな理由でしょう。 最高の体験。参加者にとってそれがどういう意味なのかはすぐに理解することができました。レビューで参加者たちが求めることは、作品への適正な評価と作品作りへの適切なアドバイス、そして機会の提供です。僕のような日本人の、写真の外野からやってきた者にさえ、アメリカやヨーロッパの人たちがレビュー枠を競うように取り合ってくれるのは、面白い体験でした。僕のレビューはいつも真っ先に満席になっていたそうです。それは評価の仕方やアドバイス、機会の提供がうまくできているからだと教えてくれた人がいました。そこで、日本でも同じように写真祭をつくればうまく運営できると考えました。最高の体験を国内の写真家にぜひ味わってもらいたいと思いました。2013年は、Antoine d'Agataが手伝ってくれました。運営は今から考えるとめちゃくちゃでしたが、手応えはありました。ポートフォリオレビューの枠取りも大失敗でしたが、みんな怒りもせず我慢して待ってくれました。2014年は初めて本格的な写真展を試みましたが、山上の公園の奥深くで展覧会をやったので誰もみにきてくれませんでした。ホームページは制作途中で止まってしまって、ようやく形になったのは写真祭が始まった後でした。2015年と2016年は規模を大きくしてスタッフボランティアも大幅に増やしました。近くのギャラリーも巻き込んで無理を言って会場に使わせてもらいました。しかし、自己負担金が膨れ上がって、まともな生活に戻るのに1年近くかかるという苦い経験をすることになりました。しかし、いずれの年も、参加者たちは皆いい顔をして写真祭を去っていったような気がしています。皆が成功するわけもないけれど、充実した山上のキャンプを皆が楽しんで有意義に過ごしたのだと思います。そして実際、多くのプログラムが国内の他の写真祭や出版、海外のプログラムに旅立って行きました。 ・・・。 2019年の写真祭を終えて、満足かと聞かれたらどう答えていいのかはわかりません。世界がいろいろな局面でざわざわしているこのご時世に、写真(写真祭を運営する)の意味について考え続ける身としては、上記の体験を通してミニマルな、手作りな、親身な運営をする以外に六甲山を特徴つけることなんてできないのです。最高かどうかはわかりません。しかし、来てくれた以上は誰一人つまらない思いをして去っていかないよう六甲らしいものであろうと心がけました。展覧会は、My Place My Lifeのテーマのもと、一般の方がみてもわかりやすいプロジェクトを招きました。Santiago Vanegasのシリーズは、家族、故郷を美しい光で捉えた秀作でした。去年の関西御苗場でレビュワー賞に選んだ眞岡綺音は、その後の夢の先プロジェクトをグランプリで終えましたが、みずみずしい表現が好評で、若者らしく皆に愛されたと思います。昨年のReview Santa [...]

六甲山国際写真祭2019を振り返る・その1

By |9月 3rd, 2019|Categories: 2019, Mt.ROKKO, NEWS, Organization, Portfolio Review, RAIEC, Story|

Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVAL 2019が終わりました。 六甲山国際写真祭は今年7回目を迎えました。2013年に始まったこの写真祭も、写真をめぐる様々な状況の中で年々プログラムの内容が変遷して随分変わったなあという実感があります。写真文化の興隆、特に自己表現の場を写真で達成しようと考える人が増えている中で、写真祭という場所がどういうものであるべきなのかはいつも僕の頭を悩ませてきました。そんな中、日本各地で写真祭を起こそうとする組織や個人も増えてきていて、六甲山国際写真祭の運営状況を知るために写真祭を訪れる人も増えてきています。写真祭が写真の祭典として写真愛好家や写真家の表現を受け止めて機会を創出していることは確かですが、写真祭そのもが一般社会における写真啓蒙に役立ったり運営でお金を生み出せるかというとそう簡単ではありません。実際、六甲山国際写真祭は財政的には個人の資金によるところが大きく、そのことをもっても悩みは尽きません。また、どういう質の写真展示を行ったりどういう付随プログラムを動かすかというところも悩ましいものがあります。一流写真家や海外の気鋭の写真家の展示をやりたい、と思っても、一般の啓蒙といった目的を含めて、なぜそのプログラムが必要なのかを描けないと一般のお客さんには届きそうもありませんし。実際に展示できるのは他のどこかですでに行われた何かの焼き直しがほとんどで、写真祭そのものが発掘し育成し世界に売り込んでいくといった形態は一部の成功例を除けばほとんど見かけません。可能だとは思いますが、それが実現するためには優秀な視線による息の長いスクリーニングを丁寧に続けていくしかありませんし、膨大な資金が必要です。六甲山国際写真祭は開設当初から海外の二つの写真祭と繋がることで運営してきた関係で、優れたレビュワーや気鋭の写真家には事欠きませんでした。2015年2016年のプログラムは充実し、写真展示、各種プログラムとも国内・海外に誇れる陣容を揃えました。しかし、その頃から写真レビューやワークショップの内容については、国内で実施しても参加写真家たちの意識や知識と、国内講師海外レビュワーたちのそれとがすれ違うため、労力や資金の無駄が顕著だと感じられるようになりました。国内の写真祭が増えたため、ポートフォリオレビューの機会が増えたことによる写真家たちの取捨選択もあったでしょうが、実際はポートフォリオレビューに参加したいと思う写真家が国内では限られているために、同じ写真家がぐるぐる国内の写真祭を巡っていくという現象もみられています。同じ作品を別のレビューに使いまわしたり、何年も同じ作品を持ち込むということはやっていけないことではありませんがいい結果にはつながりません。レビュワーを変えれば別の意見が聞けたりチャンスが訪れると思うのでしょうが、実際には制作意識を変えて作品そのものを変えないとチャンスにはつながりません。そこで、六甲山国際写真祭では2017年から1対1のポートフォリオレビューを行わないことにしました。レビューの形式は守りつつ、レビューそのものをグループワークを含むワークショップに変更したのです。グループワークでは、レビュワー講師陣は写真家とオーディエンスの間に写真作品を置いた時に作品がオーディエンスに何を語りかけるかを作家自身が客観的に徹底的に見つめ直すよう促します。 ポートフォリオレビューの方式の変更は、レビュワー講師たちには大変好評です。こちらの意図を汲み取っていただいた写真家たちにも、作品について話し合うことで自分の作品の弱点が見えたり、ステートメントや編集の組み直しに繋がるヒントが与えられるため概ね好評です。直接的な機会を求める写真家たちには物足りないかもしれませんが、直接的な機会を求める能力があるのであれば国内の標準的なポートフォリオレビューは他にもたくさんあります。 つづく

8/31 鈴木 達朗・大西正 ナイトトーク / 相楽園にわのあかり

By |8月 31st, 2019|Categories: 2019, Photography, Slideshow, Videos|

あっという間に六甲山国際写真祭2019も残すところあと2日となりました。 8/31(土)9/1(日)は神戸市立相楽園主催"にわのあかり"と一部合同開催となります。 夜間美しい日本庭園が幻想的なろうそくのあかりで彩られます。 にわのあかりイベント詳細はこちら 8/31(土) 6pm   写真の読み方(雨天中止) 杉山武毅 / [...]

8/30 オープニングアーティストトークPM6~ / C.A.P. 5階ホール

By |8月 30th, 2019|Categories: 未分類|

本日8月30日(金)午後6時からC.A.P. KOBE STUDIO Y3にてオープニングアーティストトークが開催されます。MY PLACE MY LIFEをテーマに、Kurt Tong (香港), Santiago [...]

オープンポートフォリオビューイング 9/1日 PM3 相楽園 Open Portfolio Viewing

By |8月 24th, 2019|Categories: 2019, Mt.ROKKO, Photographer, Portfolio Review, Workshop|

六甲山国際写真祭2019オープンポートフォリオビューイングの開催が決定しました。 今年は神戸市立相楽園 内の旧小寺家厩舎 (重要文化財)が会場になります。 お申し込み不要、どなたでもご自由にご覧いただけます。ぜひこの機会に写真祭参加写真家らとの交流をお楽しみください。     オープンポートフォリオビューイング 2019.9.1日 15:00-17:00頃まで 場所 神戸市立相楽園 旧小寺家厩舎 [...]

FEATURED PROJECTS

注目の写真

Mo Verlaan

Ayane Maoka

Nurul Munirah Rohaizan

WILDLIFE2019

2019年の六甲山の動物は、とかげ!

LECTURES & EVENTS

写真を学ぼう!撮るのも読むのも

Kid’s Photo Masters 2019

KID’S PHOTO MASTERS 2019

9月1日(日) 

10.00 ~ 15.00

めざせ!フォトマスター!!よびさませ!クリエイティブマインド!

夏の思い出に子供たちと写真を撮ろう!

子供たちにゲスト写真家たちが写真の面白さを伝授します。 写真は子供達のクリエイティブマインドを掘り起こすのに最適なツールです。

募集参加者:およそ小学校 3 年生から中学 1-2年生までの生徒とその保護者

開催日時:9 月 1 日(日) 午前 10 時から午後 3 時ごろまで

集合場所:相楽園エントランス

集合時間:午前 9 時 30 分

持参するもの:SD カードに記録可能なデジタルカメラ 帽子 水筒 お弁当(昼食として)

講師:世界で活躍する写真家・写真専門家(通訳付き)

イベント概要:相楽園で開催されている写真展を回りながら写真の面白さを解説します。その後園内 を回りながら「面白い写真」「家族の写真」などを撮影します。午後 3 時ごろから相楽園特 設会場で写真展示・発表会を開催します。

*相楽園では別途入園料が必要です 大人 300 円 児童 150 円

お申し込み:ayaka@rokkophotofestival.com または 電話 078-335-6510

神戸市文化芸術活動助成対象事業

主催 RAIEC
共催 C.A.P. 神戸市立相楽園 後援 神戸市 神戸市教育委員会

SUPPORTER

サポーター

主催:RAIEC

共催:C.A.P. KOBE STUDIO Y3    神戸市立相楽園

後援:神戸市 神戸市教育委員会 Kuala Lumpur International Photo Award

神戸市文化芸術助成対象事業