六甲山国際写真祭第一回参加写真家 石井 陽子さんより

鹿写真家の石井 陽子です。2011年3月に奈良で交差点の真ん中に堂々と立つ鹿に出会って以来、人の街に棲み、人間たちの決めた境界線を軽やかに越えて街を闊歩している鹿たちを捉えたシリーズを制作しています。

 

Q1、六甲山国際写真祭に参加し得た事

A1、初年度はポートフォリオレビューを受け、2年目は通訳ボランティアとして参加しつつ、スライドショーとRAIEC SHOWで作品を展示していただきました。六甲山国際写真祭は、文字通り、私にとって初めての世界との出会いでした。マグナム所属の写真家のアントワーヌ・ダガタさんは、レクチャーをするだけでは飽き足らず、受け身だった私たちを渾身の力でディスカッションの場に引き出そうとしてくれました。ポートフォリオレビューでは、国内外のレビューワーの方々から真剣にアドバイスをいただき、自分の作品を高めて世界にチャレンジしようというモチベーションがわきました。数名のレビューワーの方とは今も交流が続いています。2泊3日で六甲山に籠もって寝食を共にし、熱く語り合った写真家の仲間とは現在も連絡を取り合って、いい刺激を受けています。イベントの一つ一つからRAIEC総合ディレクターの杉山武毅さんの情熱が伝わってくる本気の写真祭です。

 

Q2、六甲山国際写真祭から後の写真活動の展開(海外のフォトフェス参加や写真集出版など)

A2、

Onward Compe 2014 ファイナリスト

第一回の六甲でOnward Compe主催者のイトウツヨシさんにお会いしたことをきっかけに、初めて海外のフォトコンペに応募。ファイナリストに選ばれ、2014年3月に米フィラデルフィアで作品を1点展示していただきました。

OBSCURA 2014 Japanese Photography Showcaseでの展示

昨年のRAIEC Satellite Tokyoの展示イベント「ポートフォリオ・エキシビション」に来場されたキュレーターの後藤由美さんからお声がけいただき、2014年8月にマレーシア・ペナンで作品を10点展示させていただきました。

Angkor Photo Festival 2014  クロージングナイトでのスライドショー上映

第2回の六甲での展示「RAIEC SHOW 2014」でAngkor Photo Festival プログラムダイレクターのフランソワーズ・キャリエさんに作品を見ていただき、2014年12月にカンボジア・シェムリアップでスライドショーを上映していただきました。

 

 

Q3、なぜ、六甲山国際写真祭に参加しようと思ったのか?

A3、さまざまな国の人々と出会って多種多様な文化に触れるのが好きなので、写真を通じて世界と繋がりたいと思っていました。2013年8月のフォトラウンジで杉山武毅さんによる六甲山国際写真祭の告知プレゼンテーションを見て、本格的かつ国際的なフォトフェスティバルが日本に誕生する場に立ちあい、自分も積極的に関わりたいと思いました。

 

Q4、これからの作家活動での目標や次へのステップ

A4、写真作品を通じて、鹿という同じ動物が、棲む場所によってアイドルになったり害獣になったりすることに象徴される人間の矛盾について考えるきっかけを提示していきたいと思います。

 

Q5、告知など有りましたら

A5、活動予定や近況は、WEBサイト(http://www.yokoishii.com/)と、FACEBOOKページ(https://www.facebook.com/yokoishiideer)に掲載しています。

YokoIshii02

Turnstile

 

投稿者/RAIEC SATELLITE TOKYOオカモト ヨシ