Monthly Archives: 8月 2017

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六甲山国際写真祭 2017 アフターリポート「六甲で出来た出会いや繋がりを大切に」 / 深谷貴子

By |2017-08-31T19:09:13+09:008月 31st, 2017|未分類|

六甲山国際写真祭2017にレビューイとして参加しました深谷 貴子です。 私は昨年初めて参加し、今年は二度目の参加でした。 ここではまず、今年の写真祭についての感想、そして昨年参加してから今日までの私自身の変化や成果についての2点を書きたいと思います。 まず、写真祭についての感想です。 今年のポートフォリオレビューは今までのやり方と大幅に変わりました。1つのテーブルにレビュワーが2人、通訳者が1〜2人、レビューイは予め決められた4人1組で1人あたりレビュー時間15分、ローテーションをして1時間でワンセット、2日間かけて全員のレビュワーに見てもらうという新しい試みで行われました。 今まで他の人のレビューを見たことがなかった私は、とても新鮮に感じまたとても学ぶものが多かったです。特に海外でのレビュー経験がある方からは、効果的な枚数、導入からアピール、話が進みにくくなった場合の次への持って行き方などがとても勉強になり、今後自分に活かしていきたいと思えました。また、自分の立ち位置がどれほどなのかというのも何となくわかりました。 このやり方は、時間内にレビュワーのアドバイスや意見が単純にそれぞれ1/2しか聞けないというデメリットもありますが、レビュワー全員に見てもらうことができるというメリットの方が大きかったので、私個人としてはこのやり方が今後も継続されることを希望します。 そして六甲の最大の良い点は、海外の写真事情、写真家たちの活動に直に触れることができるというところだと思います。国際写真祭を銘打つだけあって海外のさまざな国で活躍している写真家、教育者、キュレーターなどが参加しています。彼らの講話は、普段なかなか聞くことのできない貴重なもので、今回のゲストフォトグラファーの1人ZALMAI氏の「当事者性」を背負ったシリア難民の作品、トークショーは胸をえぐられるような苦々しさがあり、なぜ写真なのか、写真で何ができるのかということも強く考えさせられました。 単純に和気藹々とした楽しい写真祭ではなく、一貫して教育に重きを置き常に考えることを要求されることから、この4日間の合宿は身体的にも精神的にもかなりハードですが、得るものがたくさんあります。 しかし、そんなハードな時間の中でも夕食の時間はとても楽しく、お酒を飲みながらバーベキューやしゃぶしゃぶを食べ、ゲストやレビューイが垣根なく談笑でき、交流を深められるのも六甲の本当に素敵なところだと思います。涼しい風に吹かれながら美しい夜景を見下ろすこの感慨深さは、来てみないと絶対にわからないので、ぜひたくさんの方に体験してもらいたいです。 次に、昨年の参加からの私の変化や成果をお話します。 昨年の初めてのレビューでは何もかもが力不足だった為、次に繋がるものは何もありませんでした。とにかくものすごい衝撃を受けて帰宅したのを覚えています。写真もですが、まずはコミュニケーションを取れるようになりたいと英語の勉強を本格的に始めました。 その後、積極的に国際コンテストに挑戦してみました。今年の春、レビュワーの1人であるSteven Lee氏がオーガナイザーを務めるKLPAに応募したところ、ファイナリストに選んでいただけました。9月にクアラルンプールで授賞者展が行われるのでその展示を見に行く予定です。 またそこから派生して、KLPAとパートナーシップを組んでいるバルセロナのウェブマガジンDodho MagazineからHPを通じて連絡があり、私の作品の特集ページを組んでもらえました。 そしてさらに、今年の六甲のアーティスト イン レジデンス「まちのあかり」にも誘っていただきました。 このように、レビューの直後に何も成果がなかったとしても、続けていればある日突然何かに繋がることがあるので、絶対に諦めてはいけません。逆に言えばチャンスはいつでもあるということなので、常にチャレンジ、そして自身や作品をアップデートしておく、ということも重要だと思います。 六甲を経験したこの一年で、写真活動を続けていく上で一番大切なのは、作品の力はもちろんのこと、人との出会いや繋がりだと心から感じています。ですので、この六甲でできた出会いや繋がりを、参加された皆さまはぜひ大切にしていってもらいたいと思います。これが今回私が一番言いたかったことです。 世界に向けて自分の表現をアピールしたい人、六甲はそんな人に最適の場所だと思います。今や国内外には様々な写真祭がありますが、こんなに濃密な内容、レビューイ同士、またレビュワーとも濃密な関係を築けるところは他にないと思います。興味がありましたらぜひ来年の事前審査に応募してみてください。 [...]

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六甲山国際写真祭2017を振り返って

By |2017-08-29T14:24:56+09:008月 29th, 2017|2017, Mirage Gallery, Mt.ROKKO, NEWS, Organization, Portfolio Review, RAIEC, Symposium|

When I drove back to the city on 27th, there was a sunlight coming through the trees on my car front glass, and [...]

Rose Garden / 成田貴亨

By |2017-08-21T22:29:33+09:008月 21st, 2017|未分類|

Rose Garden / 成田貴亨 こんにちは、ボランティアスタッフのヨシです、始まりましたね〜写真祭。 期間中から写真祭終了後も写真祭のポートフォリオレビューに参加された方、これから参加される方に記事を掲載して行こうと思います、お付き合いください。 まずは、第4回六甲国際写真祭でレビューイとして参加、今年はRAIEC SHOW 2017で参加されてるの成田貴亨さんスタートです。 昨年の第4回六甲国際写真祭でレビューイとして参加した成田貴亨(なりたたかゆき)です。今年はRAIEC SHOW 2017の展示で参加をしています。 昨年の六甲国際写真祭でレビューを受け、今年は展示作品として出品している私の写真シリーズ「ROSE GARDEN」について投稿します。   このシリーズは大阪市内にある中之島バラ園(一部靭公園も含む)を4年に渡って撮影し、現在も進行しているプロジェクトです。4年といっても、バラ園のトップシーズンの、しかも晴れの日のみを狙っていますので、撮れるのは毎年5月の2、3週間のみに限られています。 その「ROSE GARDEN」の撮影は全くの偶然から始まりました。 大阪市に住み始めて一年余り経った頃、当時は市内の土地勘もまだ無く、義理の母の介護もあったため撮れる時間が有るとは言いがたい状況でした。それでも時間が出来たときはカメラを持って自転車で市内のあちこちをうろうろしていました。 そんなある日、たまたま通りかかった中之島で満開のバラ園を見つけました。 介護が中心の当時の自分の生活と、人々が思いおもいに花を愛でるバラ園の光景とのギャップを今でも思い出せます。その日は主にバラを撮る人々の印象的な面白いポーズなどに注目して写真を撮り帰宅しました。   撮影の時点では、ただ面白がって撮っただけの写真でしたが、帰宅して写真を見た時、そこに“世間”や“人の世”のビビッドな手触りといったものが写っていることを直感しました。 [...]

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27日のギャラリーツアー、クロージングパーティーについて

By |2017-08-21T02:19:21+09:008月 21st, 2017|2017, NEWS, Organization, RAIEC|

六甲山国際写真祭2017が始まりました。 27日にはトークショー、ギャラリーツアー、オープンポートフォリオビューイング、ワークショップなどが開催され多くの方が来場されることが予想されます。 27日午後7時過ぎからクロージングパーティを開催しますが、予約している店舗、用意している席数の関係で、ポートフォリオレビュー参加者、ゲスト写真家、レビュワー、27日のワークショップ参加者、写真祭ボランティア以外の方はご参加いただけません。また、ゲスト、レビュワーなどと連絡を取り合ってゲストが同行を求めても、主催者が許可しない限り入場はできませんのであらかじめご了承ください。 入場をご希望の方はぜひ27日のワークショップにお申し込みください。また同行入場をご希望の方はあらかじめinfo@rokkophotofestival.comまでメールをお寄せください。席数がタイトなため入場できるかどうかはわかりませんが、できるだけ配慮いたします(要参加費)。 なお、ギャラリーツアー、オープンポートフォリオビューイング、許可を得てクロージングパーティーにお越しいただく際でも、ゲスト写真家やレビュワーとご交流いただくことは大歓迎ですが、ご自身のポートフォリオをお持ちになって見せるような行為、会場外に誘い出すような行為はご遠慮ください。 どうぞご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

いよいよ今週末開催!

By |2017-08-15T17:49:35+09:008月 15th, 2017|2017, Feature, Mt.ROKKO, NEWS, Photography, Portfolio Review, RAIEC, Symposium|

写真祭もいよいよ今週末の開催となりました。 今年のレビューは少数精鋭となりましたが、準備会で拝見した限りでは問題なくレビューに臨めそうです。レビュワーのリストも公式サイトで発表しました。Angkor Photo Festival、Review Santa Feに加え、イタリアからCortona On The Moveという写真祭が将来的な提携関係を目指して新たに参加してくれることになっています。イタリアもオーストラリアも、おそらく1−2年以内に六甲山国際写真祭関係の写真家からプロジェクトをもっていくことになると思います。 いずれにせよ、レビューを通して写真家に機会を作ろうと頑張ってきた僕たちとしては願ってもないチャンスですし、今年の参加者に限らず過去のたくさんの参加者、ゲストからセレクションしてプログラムを持っていけるのは六甲山ならではではないかとおもいます。 8月19日から開催される今年の六甲山国際写真祭2017にぜひきていただいて雰囲気をご覧いただけると嬉しいです。今後のレビューをどうするか、今年は山上であまり世界ではみかけない実験的なレビューも行いますので、その結果を踏まえて来年以降のレビュー体制を整えて行くつもりです。 8月19日には国内初の試みとして写真教育シンポジウムを開催します。写真、写真家をめぐるいろいろな問題点をまずは探っていこうというディスカッションですが、5月にマレーシアで開催された同様のイベントPhotosymposiumを国内向けにアレンジしたものです。技術的、実践的な写真のワークショップは国内にもたくさんありますが、写真の表現など現代の世界の写真の潮流に即した方法論や写真界のバックヤードに関しては、国内ではほとんど知識を得ることができません。それらを整理して一般への写真の啓蒙や写真家教育などに取り組んでいこうというのが今回のシンポジウムです。 8月27日のワークショップも、ぜひご参加ください。このワークショップ参加者から世界につながった方もおられますし、何より参加前と参加後の作品に対する考え方が180度かわり見違えるような作品になっていくのが実感できると思います。 毎年恒例のLucky Photo Marketも六甲山国際写真祭のお楽しみの一つに育ってきました。写真祭の資金獲得のためのこの抽選会は、参加写真家や協賛出版社、ギャラリーなどからプリントや写真集を無償でご提供いただいて、写真祭期間中みなさまにご購入いただいたチケット(1枚¥1,000)をお好きな作品に投票いただき、最終日27日に抽選会を行うものです。これが毎年とても盛り上がります。去年は会場を渦のような歓声が埋め尽くしました。わけのわからないまま参加されて一枚のチケットがプリントに化けて、わけのわからないままプリントを持って帰っていただいた方もいらっしゃいます!今年も明日から公式サイトでもチケット販売をいたします。遠隔地でなかなか足を運んでいただけない方にもご参加いただけます。ぜひご参加くださりプリントやグッズ、写真集などを当ててください。 どうぞよろしくお願いいたします。

RAIEC SHOW 2017 作家紹介

By |2017-08-14T13:00:56+09:008月 14th, 2017|2017, RAIEC|

こんにちは★RAIEC SHOW 2017 作家紹介に参加してくださる五名の作家さんを紹介いたします。 「水中禅」 久保 誠     私は閉息潜水でFree diverを撮影しています。水中呼吸しない動物が潜水すると潜水反射が働き、人は末梢の血管を収縮させ心肺と脳を中心に血液を循環させると共に、潜水徐脈も現れ心拍数が落ちます。その機能を使い心身共に平穏になって潜水する様子が禅定の様だったので、水中禅というプロジェクトを始めました。潜水反射を感じながらの撮影はダイバーと私の間に境界がなく、脳の活動は抑制されYesかNoかの判断もしません。それは禅で言う悟りです。   「Individual」 志水 幹憲   死者:15,8911人 行方不明者:2,584人 (2015年3月10日現在) 東日本大震災から4年。それは、ひとつの震災として記録され、ひとつの歴史になろうとしている。 しかし、人々の悲しみや苦しみは被災した人々の数だけ刻まれた。 私は震災遺留品を作品に残すことにした。この作品を通じて、それぞれの遺留品から、それぞれのストーリーが伝わることを願って。   「Fukushima Samurai」 高杉 記子     これは、1000年続く相⾺野⾺追の侍たちを、同じ時代に⽇常を送っていた⽇本⼈とそのアイデンティティとしてとらえた⻑期的なプロジェクトだ。土地と記憶、馬と人、祈りと現実、伝統と近代技術、失ってもまだそこにあるもの、何かをあきらめて選んだもの。私の⽣活は、私自身が⽇々何が⼤切かを選んだものの累積であり、紡がれてきたものだ。いつのまにか、同じ時代を⽣きる彼らの姿は、私自身のセルフポートレートになっていった。   [...]

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ARTIST in RESIDENCE 2017 「まちのあかり」作家紹介

By |2017-08-11T14:06:33+09:008月 11th, 2017|未分類|

こんにちは、RAIECボランティアスタッフのヨシです。 今年で5回目になる六甲山国際写真祭の準備もどんどん進んでいます。 去年の写真祭に参加したレビューイの中からARTIST in RESIDENCE 2017 、 RAIEC SHOW と二つの展示が行われます。 今回はARTIST in RESIDENCE 2017 「まちのあかり」に参加してくださる四名の作家さんを紹介いたします。 氏川彩加(高知県室戸市)   「ぼくらのまち」 私が生まれ育った高知県室戸市。 この春、山間にある全校生徒10人の小さな小学校を訪れました。 地域おこし協力隊の友人の協力を得て、こどもたちに“写ルンです”を配布し、小学校の周辺を撮影した時の様子を作品にまとめることにしました。 学校の裏山、川、路地、これらすべてが彼らの日常の遊び場であり、彼らの世界を構成しています。   大橋英児(北海道稚内市) [...]

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