六甲山国際写真祭2018アフターリポート「写真を見せるということ」/ 二宮雄大

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六甲山国際写真祭2018アフターリポート「写真を見せるということ」/ 二宮雄大

六甲山国際写真祭2018ワークショップに仙台から参加した二宮雄大です。

私からはMelanie McWhorterさんとSteven Leeさん、千々岩孝道さんのワークショップについて書かせていただきます。

私たちのグループでは最終日に予定されている作品プレゼンテーションに向け、20枚程度の写真を机の上に並べステートメントを読むところからスタートしました。ステートメントに入れようか躊躇していたキーワードを入れるようにアドバイスを受けた一方で、アイデンティティの一つとして大切にしていたことが伝わらなかったりしました。オーディエンスを意識するのが何よりも大切であり、私自身がいかに狭い視野と恣意的な解釈で自らの作品と接してきたのかを理解しました。

並べた写真をセレクトしストーリーを再構築していく2日目のセッションでは、強い写真とそうでない写真の選別、自らの内面性を大切にしつつも他人の共感を獲得する内容にしていく必要性についてレクチャーを受けたのが強く印象に残っています。「自分のことを何も知らない人に写真を見せていくこと」について改めて問い直すことになり、これまで積み重ねたものが崩れてしまうようなショックを受けました。しかし、これらは同時に今後の作家人生に大きく響いていくに違いないアドバイスとなりました。自分の出番以外は、他の参加者がレクチャーを受けている様子を間近で聞いていました。各々の内容を自分のことに置き換えながら聞くことができたのも有意義な時間でした。

 

六甲山写真祭の一番良いところは4日間同じ屋根の下で過ごし、参加者や講師の先生方、運営の方々と濃密な時間を共有できることだと思います。短時間のワークショップでは得がたい人間関係を築くことができ、高い情熱と志を持つ仲間同士のネットワークが一気に広がりました。これが私には何よりの財産であり、このご縁を今回限りで終わらせないように私自身も気持ちを新たにして取り組んでいきたいと思います。今回、東北地方からの参加者は私だけだったのですが,地元での交流だけでなく、こういった国際的な場に積極的にアプローチして意見を交わすことで初めて分かる感覚があると感じています。最後にホスピタリティ溢れるこの写真祭を運営していただき、貴重な体験をさせていただいきました全ての方々に感謝をしまして、私のレポートとさせていただきます。

2018-09-22T13:22:18+00:00

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