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六甲山国際写真祭アフターレポート 「Enter the City 鼓動」 / 大西 正

By |2019-12-19T20:32:26+09:0012月 19th, 2019|2019, Artist Talk, Award, Exhibition, Mt.ROKKO, NEWS, RAIEC, 未分類|

第二弾が届きました、Mirage Galleryでの展示までの経緯と作品に込める思いをお話していただきました、大西 正さんです。     ____________________ 今回、招待作家として鈴木達朗さんとともにMirage Galleryで展示をさせていただいた大西 正です。 六甲国際写真祭については過去参加した友人たちから聞いており、自分にとっては少し敷居の高いポートフォリオレビューやワークショップの印象を持っていたので、展示で参加させていただけることになり驚いたとともにとても興奮しました。     「Enter the City 鼓動」これが鈴木さんと喫茶店で何時間も粘ってそしてふと降りてきたタイトルです。 二人とも東京の街中で写真を撮っており、展示を訪れる方たちに街、そして被写体・撮影者の鼓動を感じてもらえる展示にしようという思いが込められています。 スナップを撮る人(そもそも写真を撮る人)は個性というか我が強い人が多いと思いますが、ご多聞に漏れない我々二人の写真がせめぎ、そして呼応しあうような構成になったと自負しています。     私は自分の生活の中の一部として主に通勤中に撮影を行っているので、特別な瞬間を捉えたスナップではなく誰でも目にしているような光景を捉えていることが多く、それがすなわち私の属性である、東京近郊に住むサラリーマン、夫、父、路上撮影者の記録であるとも言えます。 写真は目の前の現実の複写であるとともに、統計などの数字ではとらえることのできない思いを記録することもできる装置です。 私は団塊ジュニア、ロストジェネレーションと言われる世代に属し、いささか社会や歩んできた生活に不満を抱いてきたこともあり、主に通勤中に捉えた光景はその思いが写りこんでいるように思います。 [...]

六甲山国際写真祭アフターレポート 「つなぐ」 / 眞岡 綺音

By |2019-12-01T22:50:17+09:0012月 1st, 2019|2019, Artist Talk, Exhibition, Mt.ROKKO, Photographer, Women, 未分類|

六甲山国際写真祭が終了ししばらく時間が経ってしまいました。 アフターリポートとしてRAIEC DIRECTO’S CHOICE 2019に選ばれ“藤井家” を神戸市立相楽園・日本庭園にて展示された眞岡綺音さんです。       ____________________ はじめまして、7回目の六甲山国際写真祭の「世界の明かり」で招待させていただき、オープニングトークをさせていただきました眞岡綺音です。     私の作品コンセプトとして 小さいときから牛舎で走り回り、 周りが想像もしないような家出をしたりする藤井家の破天荒少女、小学4年生のさんご。 じじとばばが大好きで、いっつも牛舎について行く。牛が大好きで、じじとばばに喜んでほしくて毎日仕事を手伝った。さんごは小さいときの私だ。 人も動物も、生まれた瞬間から生と死と背中合わせ。 牛舎の牛は、子牛が生まれてその日に親と離されて別の小屋へ行かされる。 足が悪くて乳を絞る機械を自力で支えきれなくなった牛。乳が出なくなった牛はみんな何十万で取引きされて、肉屋へ連れて行かされてしまう。 牛にとったら、生きてても死への悲しみしかないように感じる。牛にとっての生きる喜びはなんだろう。 藤井牧場の主で、誰からも愛され慕われる 優しい私の自慢のじじ。 [...]