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神戸国際写真賞入賞作品展 / 神戸市立相楽園 芝生広場 KOBE INTERNATIONAL PHOTO AWARD WINNERS EXHIBITION 2019

By |2019-08-24T00:06:52+09:008月 24th, 2019|2019, Award, Exhibition, Mt.ROKKO|

© Mo Verlaan 今年新たに誕生した神戸国際写真賞。その第一回入賞作品を六甲山国際写真祭2019 会期中、神戸市立相楽園 芝生広場にて展示します。 テーマ My Place My life 部門 1st Prize    UNDERCURRENT / Mo Verlaan (オランダ)   2nd Prize [...]

Kuala Lumpur International Photo Awards写真募集開始

By |2016-01-17T00:36:56+09:001月 17th, 2016|2016, Award|

Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALでもおなじみのSteven Leeさんからメールが届きました。本日同賞の写真募集要項が発表されたお知らせです。写真賞の応募期間は2月1日から。そして2月中は早期割引があるようです。 日本の皆さんの参加を心待ちにしています。 この写真賞については以下の記事が参考になると思います。 http://rokkophotofestival.com/blog/?p=12022 この写真賞は、1.ポートレイト写真の写真賞である 2.単写真の写真賞である、という特徴があります。さらに、今年のテーマは"Stillness & Distance"、そしてフリーテーマの2系統となっています。テーマ写真については、直訳すれば「静寂と距離」ということですが、その言葉の解釈によって様々な表現が集まってくることが予想されます。さらに応募に際して以下のようなルールが存在します。ミニマムな画像編集、モンタージュやHDRアートフィルターはダメ、シリーズものから取り出された写真でも単写真として評価するなどなど(すべての項目を注意深く読んでおいてください)。しかし、そのポートレイトはDeadpanつまり「大真面目で無表情な」ものであってほしいという大前提が評価側の条件として提示されています。つまり、感情的でなく、先入観を取り払った表現、とでもいいましょうか。まさに正統派のポートレイトを要求しているのだと思います。 昨年審査に参加した経験からすると、審査は大真面目です。表現はアートからドキュメンタリーまで幅広く、どちらもほぼ公平に評価を受けていました。一つはっきりしているのは、奇をてらうような表現ではなく(安直?な面白みを訴えるものではなく)正統派のポートレイトを要求していること。また、ルールはかなり厳密に適応され、いい写真でもルール外の表現は1ラウンド目で外されていきます。そして、テーマの解釈自体が選考の評価対象になりうるという事実と、実際評価過程で評価側が写真家のテーマの提示に対して「なるほど!」と唸るような作品が高評価を受けていたということです。もちろん、テーマのど真ん中を進むような正統派のポートレイトであれば何ラウンドもある選考過程で生き残れる可能性は高いと思います。 さらに、こういった写真賞で高評価受ける作品というものは編集ベースのシリーズから抜き出すのであれば、作家の制作背景、あるいは被写体の社会背景が見える作品が強く見えます。 このサイトに行って過去の受賞者の作品を一通り見ておくことをお勧めします。最終選考に残るために必要な要素をぜひ読み取ってみてください。 ぜひ挑戦してみていただければと思います。 応募はこちらから http://www.klphotoawards.com/  

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Kuala Lumpur International Photo Award その2

By |2015-05-11T03:18:33+09:005月 11th, 2015|Award|

昨日につづき、今日は昨日の作業で絞り込んだ写真をもとに2次選考を加え、さらに3次選考、ファイナリスト、優勝者を決める作業を行いました。優勝者には4,000ドルが手渡され、8月の初旬にKuala Lumpurにて展覧会が開催されます。当然審査員たちは次第に慎重に選考を進めていきます。見落としてはいけない写真をすくい上げ、通るべくもない作品を慎重に選り分けていきます。 本来この写真賞は単写真の力量を問うものです。多くの写真家は単写真で勝負するのですが、中にはかなり興味深いシリーズから切り分けて応募したり、シリーズごと応募するひともあり、シリーズの取り扱いが長い議論となりました。一枚で勝負することと、シリーズで勝負することとは全く意味が異なります。シリーズでは意味をなす写真も、単写真ではその素晴らしさが伝えられないことも多く、実際に2次選考に残っていたシリーズ作品の多くは3次選考くらいになると消えていくしかありませんでした。世界の紛争を捉えたシリーズもいくつか寄せられていましたが、対象がどこで何の問題にさらされていているのかを単写真で伝えているものは強く、全体で伝えるしかないようなシリーズは苦戦するわけです。 また、中にはいい作品で来ているのに、最後の詰めがあまく落とされていくものもありました。写真が主題やモチーフから外れている、ピントが合っていない、構図がよくないなど技術が問題となることもありました。これらは単写真だからということではありませんが、やはり作品制作に関わる資質と努力とが問われており、有力な写真家が2名含まれている選考チームからすれば当然のことだと思います。また、経験豊富なレビュワー、審査員経験者などからは、これまでの経験から先行作品、つまり製作上の類似性が指摘される作品だったため落とされる作品もありました。そういう意味ではチームのそれぞれの経験が共有できていた良いチームだったと思います。 3次選考あたりになると、並べられた写真が俄然輝き始めます。それぞれが力があり魅力があるものとして見えるために、選考チームの中でもそれぞれ順位づけに葛藤が生じてきます。合議や投票をつかって慎重に選考を重ねた結果、最終的にファイナリストが選ばれ、最後に投票で優勝者が決められました。その結果には皆が満足し、自然に拍手が沸き起こりました。知識と経験をもとに審査員たちが作品に呼応し、次世代のヒーローを生まれた瞬間に立ち会えたのはとても良い経験になりました。 2日間の長丁場の選考でしたが、選考チームは常に活発に発言し、それぞれの写真観をもとに優れた写真を見出していく作業に取り組むことができました。ひとつはっきりとしているのは、選考する立場がどうであれ、優れた写真は人を惹きつけるということです。全体の流れで見ても、ストーリーが強く、美的な価値があるとみなされる作品を選ぶ作業は決して難しいわけではなく、むしろいい作品は誰がみても、仮に経験がなくても選ぶことは可能です。その逆の観点で写真を作るとなるとなぜか難しく考えがちですが、これは優れた作品に対峙し、どのような点で足りないのか学ぶしかありません。単写真は特に写真への努力と資質が試されると思います。 Kuala Lumpurは日中は常に30℃を超える街ですが、初日の朝に雨が降った以外は天気にも恵まれました。審査会場もツインタワーがそびえるKuala Lumpur中心地のコンベンションセンター内の一室で、快適に選考することができました。マレーシアの食事は中華、現地の伝統料理も美味しく、主催者のホスピタリティーの高さにも驚かされました。六甲山国際写真祭も学べることがたくさんありました。 Kuala Lumpur International Photo Awardの審査レポートでした。  

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Kuala Lumpur International Photo Award

By |2015-05-10T04:16:48+09:005月 10th, 2015|2015, Award|

5月9日10日と2日間にわたって表題の写真賞の審査にきています。 Kuala Lumpurはマレーシアの首都。非常に美しい都市で、多民族他宗教の寄り合い所帯であるにもかかわらず、洗練された都市生活が垣間見えます。大阪からマレーシア航空で直行便6時間程度のフライトです。 この写真賞は今年ですでに7年目で、特にポートレイトの写真賞として位置づけられており、優秀者には賞金が授与され、8月にKuala Lumpurで展覧会が開かれます。Kuala Lumpurの中心部にあるKLCCという巨大なコンベンションセンターのプレスルームを会場に、雑誌編集者、映像ディレクター、写真家、写真祭オーガナイザーが集って審査を行いました。 今日は1日かけて応募写真の中から一枚一枚スライドショーで写真を確認。フリーテーマのポートレイトに加えて、Seeing Beautyというテーマの応募作品の中から写真を選んでいきます。選ぶといってもふるいにかけていく、といったほうが正確でしょうか。残りそうなイメージにフラグを立てて選択をするのですが、それぞれ今日だけで3回のラウンドで絞り込み、明日最終的なセレクションをすることになっています。 僕としては写真賞の選考方法なども知っておきたいこともあり、六甲山国際写真祭に2回連続でレビュワー参加してくれたSteven Leeさんの案内のもと、選択そのものは積極的に参加できたと思います。フリーテーマの作品もテーマ作品も、かなり容赦ない選考ですが、1日目を突破した数としてはまあ妥当な線だと思います。 Seeing Beautyというテーマは、その文言そのものが解釈の幅のある難しいテーマです。この文言に素直に従うひと、解釈を迷うひと、取り違えているひとなどもいるみたいでしたが、まあシンプルに考えていることが必要かもしれません。結局写真は美しくないと力を持ち得ないのだと改めて考えさせられる1日でした。 明日も頑張ります。

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