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2017RAIEC Tokyo 参加作家ファイル -01-

By |2017-07-03T21:04:39+09:003月 16th, 2017|2017, 2017RAIECsatelliteTokyo, Feature, Mt.ROKKO, NEWS, Organization|

2017RAIEC Tokyo展の展示参加作家が決定しました。 総勢21名の参加表明をいただきました。 参加作家の方々をご紹介(順不同)しています。第一弾!! 参加作家の皆さん、ありがとうございます。 http://rokkophotofestival.com/raiec_tokyo/ RAIEC2017satelliteTokyo 参加作家ファイル -01-   白井 俊行 自己紹介:どこに行っても、何をしても、つまらない30代。  Website: http://shirai-toshiyuki.tokyo/   清田 翔也 自己紹介: 1986年愛知県渥美半島に生まれる。大学進学より大阪に在住する。地元と大阪・地方の文化の違いに興味を持ち最近では地元の渥美半島を舞台とする作品が多い。六甲山国際写真祭2016のポートフォリオレビューが初参加。   石井 陽子 自己紹介:2011 年3 月、人の街に棲む鹿を捉えたシリーズの制作を開始。以来、北海道から沖縄まで鹿のいるところへ出かけては、人間たちの決めた境界線を軽やかに越えて自由に生きる鹿の姿を追っている。2015年12月 リトルモアより写真集「しかしか」を刊行。 [...]

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「RAIEC TOKYO 2017」写真展が決定しました!!

By |2017-07-03T18:40:32+09:002月 23rd, 2017|2017, 2017RAIECsatelliteTokyo, Mt.ROKKO, NEWS, Organization, Workshop|

こんにちは。 今年も「RAIEC TOKYO 2017」写真展が決定しました!! 今日はご報告と簡単にRAIEC TOKYO 2017 展の説明 と展示メンバーの発表をします。 去年の秋で四回目になる六甲山国際写真祭が2013年にスタートしてから毎年翌年の春に東京で行っている、写真祭のポートフォリオレビューにレビューイとして参加したメンバー有志の写真展です。 写真展期間中は会場でゲストを招いてトークショーやワークショップ、六甲山国際写真祭を足がかりに成果を上げた人たちの報告会など盛りだくさんのイベントが有ります。 今年も例年と同じく東京都千代田区の 3331 Arts Chiyodaにて開催いたします。 今年の写真展の概要です。 会場: 3331 Arts Chiyoda 地下1F B104      〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 [...]

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六甲山国際写真祭2016フォローアップミーティング

By |2017-07-03T18:54:54+09:0011月 25th, 2016|2016, NEWS, Organization, Portfolio Review, Support|

六甲山国際写真祭2016のポートフォリオレビューに参加した写真家向けのフォローアップミーティングを、11月23日に東京で開催しました。祝日にもかかわらず、11名の参加者があり、3時間程度、みっちりフォローアップをさせていただきました。 ミーティングの要点は、六甲山国際写真祭のレビューでどのくらい成果があったのかということをそれぞれの写真家たちに聞くこと、自分で感じ取った成果や反省点、レビューを受けた中で気がついた点を聞いた上で、作品の良い点、弱点を明らかにすることで、今後の活動に生かしていただくことです。いつもいうように、六甲山国際写真祭はただの評価プログラムではなく、またゴールではあり得ません。ここを通過した人たちは、何らかの表現が認められているわけで、そのたっている場所、その先にどんな風景が見えるのかを立ち止まって確かめてみるのに格好の場所です。そういう意味で、今回の一連の準備会、ポートフォリオレビュー、アフターフォローは、自分の表現が他者から見てどう見えるのか、その先にどういうプロジェクトがあり得るのかを見定めるのに役に立つはずなのです。 国内にはそういう場所がなかなか見当たらないのが現状だと思いますが、六甲山をてこになんとか写真活動を高めていっていただけると嬉しい、というのが主催者の単純な思惑でもあります。実は、Review Santa Feで美術館やギャラリーの人たち、写真祭などのオーガナイザーと話していて、準備会、アフターフォローは誰もが必要性を感じていてやってみたいと考えているのですが、簡単にはできないことだと聞きます。日本でそんなことが行われていることに驚かれもしました。欧米の写真家たちはもともとアート教育を受けている人が多いということも背景にあると思います。また、運営サイドもさまざまなプロジェクトを抱えて、忙殺されているという現実もあるようです。準備会やアフターフォローを開催した大きな理由は、六甲山国際写真祭の過去3年間の開催を通じて、写真家の準備不足、写真家に明確な目標がないこと、将来の活動を含めて認識が一様に甘く、知識がなく、迷子のようにさまよっているのが現状だと思えるからです。地に足をつけた活動というか、じっくり取り組むプロジェクトを作っていく上で必要な情報をどうやって集めるのか、そういう課題に対して、六甲が役割を果たそうと考えているわけです。 フォローアップミーティングのあとは、少し早いですが忘年会となりました。 12月には関西と北海道でもフォローアップミーティングを開催します。  

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Review Santa Fe 2016 -状況と判断Part1

By |2016-11-07T14:53:30+09:0011月 7th, 2016|2016, Mt.ROKKO, Organization, Portfolio Review|

Review Santa Feに来ています。 今年のReview Santa Feは通常6月に開催されていたのが、今年は11月開催になりました。主催者によると、夏休みに突入する6月に比べると11月はオフシーズンということもありコストが安い、とのことですが、パリフォトなどの期間を控えてこの時期に開催することを不思議がっているレビュワーたちも多くいたことから、来年はどの時期に開催されるのか不透明感が漂っていました。アメリカといえば大統領選挙を間近に控えて、いつもと違って少しそわそわしている街の様子も感じ取ることができました。 Review Santa Feの特徴は、アメリカの地方都市のローカルな、コンパクトな写真祭という位置付けですが、美術館、出版社、ギャラリーなど50名を超える強力なレビュワーが集まっての強力なレビューで、そこにワークショップ、展覧会を加えた写真祭の形式を作っていて、世界中からアーティストたちが集まってのお祭りです。2010年に初めてここを訪れて主催者をインタビュー、2013年以降4年間にわたって僕もレビュワーとして参加してきましたが、毎年集まってくるアーティストの多様性には驚かされます。 4年もの間毎年参加していると、レビュワーのなかでも次第に知り合いが増えていくのが面白いのですが、六甲山にも多くのレビュワーをここから誘っているので、ここでは六甲山はとても有名です。多くの人に声をかけられ、六甲山国際写真祭のことを聞かれます。日本人のアーティストを探しているので紹介してほしい、レビューに呼んでくれなどと声をかけられるのはとてもありがたいことです。2-3月にかけてMei House Photography Workshopを計画しているのですが、そこに誘う予定の専門家もきっちりと見つけることができました。 今年のレビューには4名の写真家が六甲山国際写真祭を経由するかその関連から選ばれて参加しており、それに加えてNYから自力で参加した日本人を合わせると5名の写真家が選ばれていました。Review Santa FeのLaura Pressley氏がかねてから表明していた通り、相互の交流を深めるという意思を強く感じました。もちろん、審査を経てのセレクションなのでアドバンテージが与えられているということは決してありませんが、六甲山国際写真祭経験者だからこそReview Santa Feに応募していくという流れができていることを反映したものだし、それこそがReview Santa Feが六甲山国際写真祭を重視する狙いだと考えられるので、今後も交流は深まっていくように思います。 一去年のReview Santa [...]

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写真祭を終えて

By |2016-08-30T01:05:32+09:008月 30th, 2016|2016, Experience, Mt.ROKKO, Organization, RAIEC|

2016年の六甲山国際写真祭がGallery TANTO TEMPOのMichel Huneaultの展覧会を残し、全日程を無事終えました。Gallery TANTO TEMPOの展覧会は9月25日までです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 六甲山国際写真祭の開催は今年で4年目です。2013年の初開催の準備不足の写真祭をご存知の方は、おそらく写真祭が進歩していることに驚かれたと思います。六甲山上の野外展覧会は集客の難しさから今年は実施せず、神戸市内に展覧会をあつめ、山上ではポートフォリオレビューと参加者向けワークショップのみを行うことにしました。山上ではポートフォリオレビューのほか、BBQなどのリクリエーションやナイトセッションというディスカッションを行い、コミュニティーのつながりに必要な議論を促すイベントを開催しました。28日にはオープンポートフォリオビューイングを開催し、思いがけない数の参加者があり、Lucky Photo Marketの抽選会もあり大変盛り上がりました。Lucky Photo Marketでは、メインゲストをはじめ協賛出版社・写真集ディストリビュータからもオリジナルプリント、プリントつき写真集を無償で提供いただくなど、羨ましくなるようなものばかりで、提供者本人がドローに登場して興奮に溢れた抽選会でした。おかげで、例年をはるかに超える資金獲得ができました。ウェブからチケットをご購入いただいた方にも作品が当たったのは良かったと思います。ご支援をいただいた方々に感謝申し上げます。 六甲山からは、参加者がそれぞれの思いを胸に世界中のイベントや展覧会、写真集出版の機会を得ていることは素直に喜ばしいことだと考えています。今年も、世界中からアーティストやレビュワーが参加され、準備のある程度整った写真家が多かったことから、レビューはそれぞれに成果があったと思います。国内のレビュワーも変更し、海外からも新しい新鮮なレビュワーを呼んだことから、具体的な成果が次々と報告されていて、かつてない規模で世界に羽ばたいていく可能性を秘めたレビューになりました。 六甲山国際写真祭がどのような場所か、おそらくは参加されたか関わった方にしかわからないわけですが、写真とはなにか?写真で何をやりたいのか?なんてことを真面目に話し合う場所に自然になってきているし、六甲山はやはり写真家に覚悟と準備を促す場なのかなと考えています。RAIECがやりたいことは、ある意味ゆるやかな写真をつかった社会変革です。アーティストサポートや教育が主ではあるけれども、その目指す先には写真を通じて社会に参加する姿勢を求めたり、プロジェクト自体を動かせる人をリクルーティングという観点もあるのです。そしてこれは、さまざまな分野で欧米やアジアから遅れをとるなかで、国内の写真の状況がかなり切実な状況だというところから導き出されています。なぜなら、写真界だけで見ても、こういったプラットフォームに運営側で参加したいと思うひとが現れない限り、純粋に写真関係者のみで国内発の世界に通用する枠組みをつくることはできないからです。海外の多くの写真イベント主催者は、もともとは皆写真家です。そういう人たちが写真家の事情を訴えて社会につなぐ活動をするからこそ、写真家や写真界がまとまることができるのです。 参加者みなさんの経験や作品を拝見していても、ほとんどの方が写真の専門教育を受けておらず、教育を受けていないことでスタートラインのはるか後方から走らなくてはならない状況にあります。もちろん日本にもいろいろな枠組みがあって、それぞれが役割を担ってはいるのですが、写真とは何か、写真で何を誰に伝えたいかという問いに立ち帰れる場所は実のところ一つもないと思います。無数の枠組みに知らず知らずに巻き込まれて、そのためにいつまでも写真にお金をつぎ込まざるをえないのです。写真を続けることはとても大切なことです。皆さんが懸けてきたことをあれこれ論評するつもりはありませんが、写真の続け方を知ることも大切だと思います。 世界中、また日本国内でもポートフォリオレビューが盛況な今、多くのレビューに世界中の写真家が参加してきます。また、ワークショップも写真賞もどこの国にもたくさんあり、写真家にとっては機会が増え喜ばしい限りなのですが、運営サイドからみているとそれらがどういう意図で形成されているのかを知るにつれ、やはり写真の世界を体系的に知っておかないと世界を渡り歩くことはできないと思います。 成果がありそうな人も、あまりいい評価が得られなかった人も、それぞれの評価で焦ることはないと思います。海外デビューなんていうのはプロセスのひとつであってゴールではないし、そこからもっと登っていきたいと願うことは悪いことではありませんが、実際に駆けあがれる素養と体力、度量、図々しさがある人はそんなにいないはずです。成果があるといっても、一度海外につながっただけではなんとも言えません。海外に出かけるだけでも、会話ができないようではふうふう疲れますし、その後はより厳しいスクリーニングにかけられ、今回の参加の何倍ものアイデア、体力、資金が必要となるでしょう。 そういったことを含めていくと、六甲山国際写真祭が果たすべき役割はとてもよく見えてきます。RAIECではこれからもワークショップを中心とした写真祭作りを目指していきます。今後もご支援をくださいますようお願いいたします。 最後に、今回の写真祭を一緒に作り上げてくれたRAIECスタッフ、ギャラリー関係者、参加者、レビュワー各位に深く感謝いたします。 RAIEC 杉山武毅 ※レビュワーから頂いた言葉を記しておきます。 写真・写真家について 世界でも通用する人は少なからず存在している [...]

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Festival Official Statement / 写真祭開催に寄せて

By |2016-08-25T05:36:00+09:008月 25th, 2016|2016, Eng, Experience, Mt.ROKKO, Organization, RAIEC|

When I started collecting photographs in 2006, I was just a collector not a photo person. I just wanted to stand beside art in my small territory. When I started a photo gallery in 2008, I had no idea how to deal with selling photos. I tried to learn from professionals, but most of them in Japan had no enough information that I needed. There were legendary photo galleries here [...]

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会場マップ2016

By |2017-07-03T16:52:03+09:008月 23rd, 2016|2016, Mt.ROKKO, NEWS, Organization|

みなさま、8月20日より六甲山国際写真祭がスタートしています。 この週末に展示を見て回られる方も多いのではないでしょうか?簡単ですが展示、イベントのマップをアップしました。 今年の展示やトークイベントは神戸、元町のC.A.P. Houseを中心にGallery TANTO TEMPO、KOBE 819 GALLERY、301 GALLERYと市街地となっております。 Main Exhibition and Lectures / 主展覧会および講演会 C.A.P. House  (Aug 20 – 28) ジェイミー・スティリングス 「イヴァンパ太陽光発電所のすべて」 2016年8月20日(土) [...]

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準備会終了いよいよ本番へ

By |2016-07-24T21:51:48+09:007月 24th, 2016|2016, Experience, Mt.ROKKO, Organization, Portfolio Review, Support, Workshop|

先週末に始まった六甲山国際写真祭ポートフォリオレビュー参加写真家たちのための準備会は、今日で全日程を終えました。総勢28名、参加者総数の実に7割にせまる参加者数でした。参加された写真家の皆さん、ご苦労様でした。   準備会の意味は、六甲山国際写真祭の公式ブログにも掲載していますのでここでは書きませんが、やはり開催しておいてよかったと思います。日本のポートフォリオレビューの開催意義まで掘り下げるといろいろ問題点が浮き彫りになるわけですが、その最たる問題は写真家の不勉強と準備不足に尽きます。それはアート教育システムのなさ、歴史的写真の知らなさ、発表現場の緊張感のなさ、ワークショップの乱立、国内指導者層の意識の低さ、ばらつきの大きさ、マネタイズ主義のイベントの多さ、自分が参加する写真システムへの参加意識の低さなどに加えて、絵作りのレベルの低さ、テーマの弱さ、取材や掘り下げのなさ、流行りに弄ばれる意志の弱さなどもうどうしようもなく問題点だらけです。うわついた写真、薄っぺらで不十分なアートの装置、他者への心配りのなさ、取材のないドキュメンタリーとまで書くと、もうどうしようか、レビューなんてやめてしまおうかとさえ考えてしまうのですが、六甲山としては、欧米アジアの人やシステムとの違いは織り込み済み、蹴落としていくのがいいのか、拾い上げて教育するのがいいのかで考えた場合、はっきり後者だと言い切れるシステムを作り上げようとの意思表示をしたわけです。六甲には開かれた写真コミュニティーがあって、誰もが参加でき、努力次第ではチャンスがある、という主催者の写真祭開催意図は、参加者が汲み取ってこそ生きるわけで、参加者の皆さんは一層の努力をして準備に邁進してほしいと思います。   実際、参加者の皆さんの作品は事前審査を通過したものであっても皆が決して優れているというわけではありませんが、準備不足な人たちも編集次第、写真の構造の持ち方、ちょっとした軸を変えることで良くも悪くもなるわけで、その良い方向に整える努力を怠らなければ、決して悪い無意味と弾き飛ばす必要はなく、むしろ良い点にストーリーをフォーカスできるということも学んだと思います。もちろん、通過者の半数は何かしら可能性を秘めているし、真の表現者も少なからず参加しています。 一方で、写真で何を目指したいのか、という根本的な問いかけはずっと問い続ける必要があるな、というのが今回の準備会の印象です。皆さん、目標が漠然としているか、そこまでの欲求がないか、高望みをしているか、自分のレベルにフィットした目標がないこともわかりました。六甲山国際写真祭のレビュワーにはギャラリストは少数です。ほとんどが写真祭、キュレーションメディア、キュレーター、編集者、出版社です。そしてそれには読みと計算もあるわけです。現代の写真ポートフォリオレビューでは、ギャラリーの取り扱いに至るケースはほとんどないと思います。欧米でもグループ展などに取り上げられるケースはありますが、契約に至るような取り扱いを受けることはごく稀です。一方で、活況なのが写真祭、写真ブログやキュレーションメディア、出版社などです。これらは比較的プロジェクトになる可能性がありますし、それらは決して閉じてはいないので、人のつながりを生みます。オーディエンスも増えるので、結果的にどこかにストンと落ち着く可能性があります。また、いつも書くように、写真がいいという理由だけでプロジェクトになるのではなく、人と人のつながりからプロジェクトになるということを忘れないでいてほしいと思います。誠実にプロジェクトを作ってさえいれば、小さな始めたばかりでの作品でも良いプロジェクトに発展させることは可能なのです。 さあ、本番まであと少し。準備会に参加された方もされなかった方も、頑張って準備を進めてください。

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OPEN PORTFOLIO VIEWING 2016開催します!

By |2017-07-03T20:15:23+09:007月 16th, 2016|2016, NEWS, Organization, Portfolio Review|

OPEN PORTFOLIO VIEWING 2016 2016年8月28日(日)午前10時 – 11時45分 C.A.P. 芸術と計画会議 5階講堂   OPEN PORTFOLIO VIEWINGは、今年のポートフォリオレビュー参加者の作品を一般に公開する六甲山国際写真祭ならではの企画です。ポートフォリオレビュー自体は非公開で実施しますが、どのような写真家が参加しているのかが気になる方も多いはず。また、友人や写真仲間がポートフォリオレビューでレビュワーたちからどのような意見をもらったのか、どのような将来のプロジェクトにつながりそうか、などを直接写真家たちに確かめたい方もいらっしゃると思います。 欧米ではこういうレビューイベントにアートギャラリーや美術館関係者が足を運んで、青田買いというか、売れる前に手を打ってしまおうという動きもあるくらいです。実際、Review Santa Feなどではこのオープンポートフォリオビューイングに、4-5時間の間に実に4000人もの写真ファンが詰めかけて写真家と盛んに交流します。六甲山国際写真祭としては、この部分を明らかにすることによって、ポートフォリオレビュー参加者の覚悟を問いながら、レビューの質を公開することで運営サイドの力量も示すことができるというメリットもあります。将来六甲山国際写真祭に参加してみたいとお考えの方にもきっととても参考になると思います。 例年六甲山上で開催していたポートフォリオビューイングを、今年はメイン会場であるC.A.P.にて開催します。また、ポートフォリオビューイングの最中の午前11時30分から、LUCKY PHOTO MARKETの大抽選会を開催し、写真祭の最終日を盛り上げたいと思います。

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ポートフォリオレビュー事前審査講評

By |2016-06-05T23:25:33+09:006月 5th, 2016|2016, Mt.ROKKO, NEWS, Organization, Photographer, Photography, Portfolio Review, RAIEC, Workshop|

2016年のMt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALポートフォリオレビューの事前審査が終わりました。すでに結果は各方面に連絡済みです。 今年は通過者38名となりました。正直に申し上げれば、通過者と次点(補欠)、また通過されなかった方々の違いはさほどありません。どうしてもこのようなイベントの予備選考というものは難しくならざるをえませんが、それは集計点数のわずかな違い、当落線上の1点2点のなかに数名の参加者が集中し、最後は主催者判断が必要となることなのですが、いずれにせよ結果は出ました。 今年は、それでも六甲山国際写真祭の役割というか、この写真祭に参加することで世界中につながりを作りたいという思いが強い方が集まってくださったと思います。上位6名程度は、海外でも十分に活躍できる力量があると考えられますし、作品を作っていく上での覚悟が見えたり、アイデアが豊かに見えたり、より大きなオーディエンスを意識した作品作りをされていたと思います。一方で、やはり作品作りが習作の域を出ず、作り込みが不十分であったり、ストーリーがなく独りよがりだったり、強い美を追求したり力強いテーマを描けずに苦戦する方も多かったと思います。今年から従来の審査基準に加えて、将来性、というキーワードにより多くの点数を含めたことも採点に大きく反映されました。今はさほど強い作品でなくても、将来に可能性を感じさせる作品や、実験的ではあるけど可能性を探ろうとしている作品がいくつか審査を潜り抜けています。 皆さんの経歴を見ていると、なるほど様々なイベントやレビュー、出版物を経過して来られている方も多いのですが、アートや写真の歴史や構造を意識しつつ、どのように自作をアピールするかという点で弱かったり、ステートメントと作品の間に乖離があったり、ステートメントで語りすぎているのに作品が弱かったりと、イメージ自体はさほど悪くないのに得点が伸びないか減点されているというケースが多々見られました。自学されて活動をされている方が多く、専門的な教育を受けていないということも確かにありますが、おそらく写真を作る動機、誰に見せたいのか、どういう人たちと付き合いながらどう世界につながっていくのか、というアイデア勝負となると、国内では通用してきた経験者でも、世界レベルから評価すると圧倒的に経験値が足りないことがよくわかります。正直に言えば、上位10名がなんとかそういう領域には達していますが、それより下位の皆さんはほとんど一並び、そういう意識は見えない方が多いように感じました。また、繰り返し参加されている方も申し込み者全体の20%に及びますが、明らかな新作を提示して来られた方や掘り下げ方を変えて来られた方が通過しています。再挑戦はプロジェクトによほどの発展がないと辛口評価になってしまいがちです。 イメージとしては美しい作品を作っていても、ストーリーが描ききれてないか、複雑な説明を置いたり、言葉を重視しすぎたステートメントが重荷になって評価を下げた作家もいました。通過者の中にもステートメントに問題があるか理解できないものが若干含まれているため、本番を前に作品を整理しなおす場面も必要かもしれません。これは希望があれば準備会のようなセッションを持てればいいなと考えています。また、写真家のウェブページについても、簡潔で十分な情報があり、美的な要素が感じられるサイトを作っておられる方もいますが、そもそもサイトを持っていなかったり、作り直したほうがいいサイトも多数あります。国際写真祭のポートフォリオレビューですので、この辺りも個別に準備を促していきたいと思います。 通過者全体でいうと、地域や家族を取り上げたパーソナルワークが30%、社会のありさまに視点を投げかけるプロジェクトが30%、コンセプチュアルアート20%、ドキュメント20%というような内訳です。風景が全体の20%、ポートレイトが30%、静物が20%で、残りはスナップほか分類不能な作品となります。ただし、これは大まかな印象でこれから少しまじめに集計してみようと思います。 残念ながら通過を果たせなかった写真家、作品についても、僕としては将来性のある作家や作品は何らかの形で取り上げていこうと考えています。がっかりされている方もいらっしゃると思いますが、がっかりしている暇があったら作品をより良いものにする努力を払うべきです。落選するにはそれなりの理由があるはずで、その理由を自分なりに分析する冷静さが必要だと思います。また、実際に六甲山国際写真祭に限らず世界的な写真の枠組みでおこっていることを理解すること、世界という視野の中で表現を磨くために必要な努力については、リサーチが必要なのは言うまでもありません。これまでに参加されて活躍の場を自分でこじ開けてきた先人達のコメントを読んでそれらの作品が評価を得られる理由を考えてみたり、六甲山国際写真祭が写真教育、社会への理解を深めるために写真というメディアを用いている写真祭であることなど、写真祭の開催理念も包括的に理解した上で参加すべきだと感じられました。これにはRAIECのワークショップ、東京展などに足を運んでいただいて体験するのが早道です。六甲山国際写真祭は、写真家育成機関を謳ったことは一度もありませんし、写真家だけが参加してくる閉じたイベントではありません。むしろ私たちが向き合おうとしているのは一般社会の人々です。開催理念として描いているのはあくまでも写真を通じて人生、暮らし、社会への作家の視線や機微を掘り起こすことであり、写真家自身がメディウムであることを自覚して活動し、この途方もなく大きな写真空間を自在に行き交いながら新しい表現を用いて世界的な視野に立つことを目指せるようただ舞台を用意しているにすぎません。そのことを理解していただき、これからもそれぞれの皆さんが写真の高みを目指して活動していただきたいと願っています。

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