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いよいよ今週末開催!

By |2017-08-15T17:49:35+09:008月 15th, 2017|2017, Feature, Mt.ROKKO, NEWS, Photography, Portfolio Review, RAIEC, Symposium|

写真祭もいよいよ今週末の開催となりました。 今年のレビューは少数精鋭となりましたが、準備会で拝見した限りでは問題なくレビューに臨めそうです。レビュワーのリストも公式サイトで発表しました。Angkor Photo Festival、Review Santa Feに加え、イタリアからCortona On The Moveという写真祭が将来的な提携関係を目指して新たに参加してくれることになっています。イタリアもオーストラリアも、おそらく1−2年以内に六甲山国際写真祭関係の写真家からプロジェクトをもっていくことになると思います。 いずれにせよ、レビューを通して写真家に機会を作ろうと頑張ってきた僕たちとしては願ってもないチャンスですし、今年の参加者に限らず過去のたくさんの参加者、ゲストからセレクションしてプログラムを持っていけるのは六甲山ならではではないかとおもいます。 8月19日から開催される今年の六甲山国際写真祭2017にぜひきていただいて雰囲気をご覧いただけると嬉しいです。今後のレビューをどうするか、今年は山上であまり世界ではみかけない実験的なレビューも行いますので、その結果を踏まえて来年以降のレビュー体制を整えて行くつもりです。 8月19日には国内初の試みとして写真教育シンポジウムを開催します。写真、写真家をめぐるいろいろな問題点をまずは探っていこうというディスカッションですが、5月にマレーシアで開催された同様のイベントPhotosymposiumを国内向けにアレンジしたものです。技術的、実践的な写真のワークショップは国内にもたくさんありますが、写真の表現など現代の世界の写真の潮流に即した方法論や写真界のバックヤードに関しては、国内ではほとんど知識を得ることができません。それらを整理して一般への写真の啓蒙や写真家教育などに取り組んでいこうというのが今回のシンポジウムです。 8月27日のワークショップも、ぜひご参加ください。このワークショップ参加者から世界につながった方もおられますし、何より参加前と参加後の作品に対する考え方が180度かわり見違えるような作品になっていくのが実感できると思います。 毎年恒例のLucky Photo Marketも六甲山国際写真祭のお楽しみの一つに育ってきました。写真祭の資金獲得のためのこの抽選会は、参加写真家や協賛出版社、ギャラリーなどからプリントや写真集を無償でご提供いただいて、写真祭期間中みなさまにご購入いただいたチケット(1枚¥1,000)をお好きな作品に投票いただき、最終日27日に抽選会を行うものです。これが毎年とても盛り上がります。去年は会場を渦のような歓声が埋め尽くしました。わけのわからないまま参加されて一枚のチケットがプリントに化けて、わけのわからないままプリントを持って帰っていただいた方もいらっしゃいます!今年も明日から公式サイトでもチケット販売をいたします。遠隔地でなかなか足を運んでいただけない方にもご参加いただけます。ぜひご参加くださりプリントやグッズ、写真集などを当ててください。 どうぞよろしくお願いいたします。

六甲山国際写真祭2017ポートフォリオレビュー参加写真家募集中!締め切り延長しました。5月14日まで。

By |2017-07-03T18:23:29+09:004月 30th, 2017|Mt.ROKKO, NEWS, Organization, Portfolio Review, RAIEC|

六甲山国際写真祭2017のポートフォリオレビュー参加写真作家の募集が5月14日まで延長となりました。応募数はほぼ例年通りですが、全体的に作品作りの質が低く、準備のできていない方が多いのがその主たる理由です。このままポートフォリオレビューを開催できるのか、主催者としてはその実施を考えざるを得ない状況です。そこで、今回の写真祭はポートフォリオレビューを行いつつ、例年に増してワークショップ主体で写真家の教育的プログラムを実施することを検討しています。現在、すでにポートフォリオレビューをお申し込みの皆さんはどうぞご心配なく。審査結果にもよりますが、レビューは例年通りのレベルのレビュワーチームで確実に実施します。しかし、これまで行ってきた1対1の20分対面システムは多くの方にはオーバースペックです。これは参加者、レビュワー双方にとってとても負担であることがわかっています。そこで、ポートフォリオレビューはまずオープンポートフォリオビューイングの形式で実施します。その後、参加者をグループに分けて、3つないし4つのレビュワーチームに振り分けて、いくつかの教育的プロセスから写真家全員の作品を全員のレビュワーがもう一度評価・アドバイスする形式をとることを考えています。もちろん、個々にプロジェクトにつながるよう、連絡先の交換や売り込みは可能です。また、ワークショップとしての費用の上乗せはありません。ワークショップの内容は、グループディスカッションを中心に、「写真家に必要な知識と行動(グループ)」・「ストーリーテリング(グループ)」・「美しさとインパクト(グループ)」・「作品を撮影してみよう(全体)」・「成果発表会(全体)」と盛りだくさんでいこうと考えています。ナイトセッションでは、さらに写真のテーマなどについても話し合う予定です。最終日27日には海外のレビュワーから与えられた個別のテーマにからんで一般募集のワークショップも実施します。 お急ぎで準備された方には申し訳ございません。まだ参加を迷われている方は5月14日までにエントリーフォームよりご登録ください。 たくさんの皆様の六甲山写真コミュニティへのご参加お待ちしております。

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六甲山国際写真祭2016フォローアップミーティング

By |2017-07-03T18:54:54+09:0011月 25th, 2016|2016, NEWS, Organization, Portfolio Review, Support|

六甲山国際写真祭2016のポートフォリオレビューに参加した写真家向けのフォローアップミーティングを、11月23日に東京で開催しました。祝日にもかかわらず、11名の参加者があり、3時間程度、みっちりフォローアップをさせていただきました。 ミーティングの要点は、六甲山国際写真祭のレビューでどのくらい成果があったのかということをそれぞれの写真家たちに聞くこと、自分で感じ取った成果や反省点、レビューを受けた中で気がついた点を聞いた上で、作品の良い点、弱点を明らかにすることで、今後の活動に生かしていただくことです。いつもいうように、六甲山国際写真祭はただの評価プログラムではなく、またゴールではあり得ません。ここを通過した人たちは、何らかの表現が認められているわけで、そのたっている場所、その先にどんな風景が見えるのかを立ち止まって確かめてみるのに格好の場所です。そういう意味で、今回の一連の準備会、ポートフォリオレビュー、アフターフォローは、自分の表現が他者から見てどう見えるのか、その先にどういうプロジェクトがあり得るのかを見定めるのに役に立つはずなのです。 国内にはそういう場所がなかなか見当たらないのが現状だと思いますが、六甲山をてこになんとか写真活動を高めていっていただけると嬉しい、というのが主催者の単純な思惑でもあります。実は、Review Santa Feで美術館やギャラリーの人たち、写真祭などのオーガナイザーと話していて、準備会、アフターフォローは誰もが必要性を感じていてやってみたいと考えているのですが、簡単にはできないことだと聞きます。日本でそんなことが行われていることに驚かれもしました。欧米の写真家たちはもともとアート教育を受けている人が多いということも背景にあると思います。また、運営サイドもさまざまなプロジェクトを抱えて、忙殺されているという現実もあるようです。準備会やアフターフォローを開催した大きな理由は、六甲山国際写真祭の過去3年間の開催を通じて、写真家の準備不足、写真家に明確な目標がないこと、将来の活動を含めて認識が一様に甘く、知識がなく、迷子のようにさまよっているのが現状だと思えるからです。地に足をつけた活動というか、じっくり取り組むプロジェクトを作っていく上で必要な情報をどうやって集めるのか、そういう課題に対して、六甲が役割を果たそうと考えているわけです。 フォローアップミーティングのあとは、少し早いですが忘年会となりました。 12月には関西と北海道でもフォローアップミーティングを開催します。  

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Review Santa Fe 2016 -状況と判断Part1

By |2016-11-07T14:53:30+09:0011月 7th, 2016|2016, Mt.ROKKO, Organization, Portfolio Review|

Review Santa Feに来ています。 今年のReview Santa Feは通常6月に開催されていたのが、今年は11月開催になりました。主催者によると、夏休みに突入する6月に比べると11月はオフシーズンということもありコストが安い、とのことですが、パリフォトなどの期間を控えてこの時期に開催することを不思議がっているレビュワーたちも多くいたことから、来年はどの時期に開催されるのか不透明感が漂っていました。アメリカといえば大統領選挙を間近に控えて、いつもと違って少しそわそわしている街の様子も感じ取ることができました。 Review Santa Feの特徴は、アメリカの地方都市のローカルな、コンパクトな写真祭という位置付けですが、美術館、出版社、ギャラリーなど50名を超える強力なレビュワーが集まっての強力なレビューで、そこにワークショップ、展覧会を加えた写真祭の形式を作っていて、世界中からアーティストたちが集まってのお祭りです。2010年に初めてここを訪れて主催者をインタビュー、2013年以降4年間にわたって僕もレビュワーとして参加してきましたが、毎年集まってくるアーティストの多様性には驚かされます。 4年もの間毎年参加していると、レビュワーのなかでも次第に知り合いが増えていくのが面白いのですが、六甲山にも多くのレビュワーをここから誘っているので、ここでは六甲山はとても有名です。多くの人に声をかけられ、六甲山国際写真祭のことを聞かれます。日本人のアーティストを探しているので紹介してほしい、レビューに呼んでくれなどと声をかけられるのはとてもありがたいことです。2-3月にかけてMei House Photography Workshopを計画しているのですが、そこに誘う予定の専門家もきっちりと見つけることができました。 今年のレビューには4名の写真家が六甲山国際写真祭を経由するかその関連から選ばれて参加しており、それに加えてNYから自力で参加した日本人を合わせると5名の写真家が選ばれていました。Review Santa FeのLaura Pressley氏がかねてから表明していた通り、相互の交流を深めるという意思を強く感じました。もちろん、審査を経てのセレクションなのでアドバンテージが与えられているということは決してありませんが、六甲山国際写真祭経験者だからこそReview Santa Feに応募していくという流れができていることを反映したものだし、それこそがReview Santa Feが六甲山国際写真祭を重視する狙いだと考えられるので、今後も交流は深まっていくように思います。 一去年のReview Santa [...]

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準備会終了いよいよ本番へ

By |2016-07-24T21:51:48+09:007月 24th, 2016|2016, Experience, Mt.ROKKO, Organization, Portfolio Review, Support, Workshop|

先週末に始まった六甲山国際写真祭ポートフォリオレビュー参加写真家たちのための準備会は、今日で全日程を終えました。総勢28名、参加者総数の実に7割にせまる参加者数でした。参加された写真家の皆さん、ご苦労様でした。   準備会の意味は、六甲山国際写真祭の公式ブログにも掲載していますのでここでは書きませんが、やはり開催しておいてよかったと思います。日本のポートフォリオレビューの開催意義まで掘り下げるといろいろ問題点が浮き彫りになるわけですが、その最たる問題は写真家の不勉強と準備不足に尽きます。それはアート教育システムのなさ、歴史的写真の知らなさ、発表現場の緊張感のなさ、ワークショップの乱立、国内指導者層の意識の低さ、ばらつきの大きさ、マネタイズ主義のイベントの多さ、自分が参加する写真システムへの参加意識の低さなどに加えて、絵作りのレベルの低さ、テーマの弱さ、取材や掘り下げのなさ、流行りに弄ばれる意志の弱さなどもうどうしようもなく問題点だらけです。うわついた写真、薄っぺらで不十分なアートの装置、他者への心配りのなさ、取材のないドキュメンタリーとまで書くと、もうどうしようか、レビューなんてやめてしまおうかとさえ考えてしまうのですが、六甲山としては、欧米アジアの人やシステムとの違いは織り込み済み、蹴落としていくのがいいのか、拾い上げて教育するのがいいのかで考えた場合、はっきり後者だと言い切れるシステムを作り上げようとの意思表示をしたわけです。六甲には開かれた写真コミュニティーがあって、誰もが参加でき、努力次第ではチャンスがある、という主催者の写真祭開催意図は、参加者が汲み取ってこそ生きるわけで、参加者の皆さんは一層の努力をして準備に邁進してほしいと思います。   実際、参加者の皆さんの作品は事前審査を通過したものであっても皆が決して優れているというわけではありませんが、準備不足な人たちも編集次第、写真の構造の持ち方、ちょっとした軸を変えることで良くも悪くもなるわけで、その良い方向に整える努力を怠らなければ、決して悪い無意味と弾き飛ばす必要はなく、むしろ良い点にストーリーをフォーカスできるということも学んだと思います。もちろん、通過者の半数は何かしら可能性を秘めているし、真の表現者も少なからず参加しています。 一方で、写真で何を目指したいのか、という根本的な問いかけはずっと問い続ける必要があるな、というのが今回の準備会の印象です。皆さん、目標が漠然としているか、そこまでの欲求がないか、高望みをしているか、自分のレベルにフィットした目標がないこともわかりました。六甲山国際写真祭のレビュワーにはギャラリストは少数です。ほとんどが写真祭、キュレーションメディア、キュレーター、編集者、出版社です。そしてそれには読みと計算もあるわけです。現代の写真ポートフォリオレビューでは、ギャラリーの取り扱いに至るケースはほとんどないと思います。欧米でもグループ展などに取り上げられるケースはありますが、契約に至るような取り扱いを受けることはごく稀です。一方で、活況なのが写真祭、写真ブログやキュレーションメディア、出版社などです。これらは比較的プロジェクトになる可能性がありますし、それらは決して閉じてはいないので、人のつながりを生みます。オーディエンスも増えるので、結果的にどこかにストンと落ち着く可能性があります。また、いつも書くように、写真がいいという理由だけでプロジェクトになるのではなく、人と人のつながりからプロジェクトになるということを忘れないでいてほしいと思います。誠実にプロジェクトを作ってさえいれば、小さな始めたばかりでの作品でも良いプロジェクトに発展させることは可能なのです。 さあ、本番まであと少し。準備会に参加された方もされなかった方も、頑張って準備を進めてください。

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ポートフォリオレビュー準備会始まりました

By |2017-07-03T20:15:07+09:007月 16th, 2016|2016, Mt.ROKKO, NEWS, Portfolio Review, RAIEC, Support, Workshop|

今日は、六甲山国際写真祭2016に参加されるポートフォリオレビュー参加者のなかから希望者に対してポートフォリオレビュー準備会と称して、簡単なレクチャー、ポートフォリオレビューのロールプレイ、そして全員の方に実際にポートフォリオレビューを実施しながらレビューに臨む際の注意点などをお伝えしたり、写真の簡易編集を行って選ぶべき作品の順序やストーリーの研ぎ方、またどのサイズのプリントを用意すべきか、プリントのクオリティーをどこまで高めるかなど、基本的な対策と称して3時間にわたり参加者と交流しました。これは神戸会場が明日もう1日、そして来週末東京会場でも、参加者全体の実に3/4の方たちに有料で実施しています。 ポートフォリオレビューは、言ってみれば口頭試問のようなものですし、参加した経験がなければどれくらいのストレスがあり、どう進めていっていいのかわからないという実態があることが過去3年間の経験からわかっています。そこで、少しでも経験値をあげ、参加者の参加への不安を取り除きながら、写真の意図が伝わるように事前に準備を整えたほうがいいのではないか、と企画したところ、思わぬ数の参加者となりました。 せっかくいい写真を作っていても、プリントが悪いとレビュワーの評価にはつながりませんし、意味不明なステートメントであったり、訴えたいポイントがボケた文章だったりすると、それだけでチャンスを逃してしまいます。一文を付け加えるだけで社会的な要素を演出したりできることを、今日の参加者たちは実感したと思います。かなり手ごたえがあったので、運営サイドに時間的な余裕があるかがポイントにはなりますが、六甲山国際写真祭のレビュー自体の質を高め特徴のあるレビューにするためにもこの準備会は必要なのかな、と考えています。 そこまで実行組織がやるべきかどうかは正直悩むところではあるのですが、今日の参加者の振り返りにもあったように、緊張から言いたいことが言えない、緊張がほぐれ楽しくなってきた頃にはレビューが終わってしまう、というこういった対面のコミュニケーションが不慣れな方が多いことも現実にはあるわけで、決して安くないレビュー費用に対して効果が得られないようなレビューとなってしまうのはとても残念だという思いもあり、開催することにしました。また、国内のみならず海外のレビュワーたちに対しても、よく準備されているレビューというのは疲れず、楽しく、コミュニケーションが取りやすく、先のプロジェクトにつなげやすいというメッセージでもあるはずです。海外のレビューを数多く経験してきた僕としては、作品が同じレベルではなくても、コミュニケーションからつながりを作り得ることを知っていますので、その技術やアイデアを参加者に伝えることで運営そのものがスムースになるのなら、参加者も六甲山国際写真祭自体も評価を高めることができる、という読みもあります。 残り3日。参加者の覚悟に訴えてレビューの質を高める準備をしていきたいと思います。    

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OPEN PORTFOLIO VIEWING 2016開催します!

By |2017-07-03T20:15:23+09:007月 16th, 2016|2016, NEWS, Organization, Portfolio Review|

OPEN PORTFOLIO VIEWING 2016 2016年8月28日(日)午前10時 – 11時45分 C.A.P. 芸術と計画会議 5階講堂   OPEN PORTFOLIO VIEWINGは、今年のポートフォリオレビュー参加者の作品を一般に公開する六甲山国際写真祭ならではの企画です。ポートフォリオレビュー自体は非公開で実施しますが、どのような写真家が参加しているのかが気になる方も多いはず。また、友人や写真仲間がポートフォリオレビューでレビュワーたちからどのような意見をもらったのか、どのような将来のプロジェクトにつながりそうか、などを直接写真家たちに確かめたい方もいらっしゃると思います。 欧米ではこういうレビューイベントにアートギャラリーや美術館関係者が足を運んで、青田買いというか、売れる前に手を打ってしまおうという動きもあるくらいです。実際、Review Santa Feなどではこのオープンポートフォリオビューイングに、4-5時間の間に実に4000人もの写真ファンが詰めかけて写真家と盛んに交流します。六甲山国際写真祭としては、この部分を明らかにすることによって、ポートフォリオレビュー参加者の覚悟を問いながら、レビューの質を公開することで運営サイドの力量も示すことができるというメリットもあります。将来六甲山国際写真祭に参加してみたいとお考えの方にもきっととても参考になると思います。 例年六甲山上で開催していたポートフォリオビューイングを、今年はメイン会場であるC.A.P.にて開催します。また、ポートフォリオビューイングの最中の午前11時30分から、LUCKY PHOTO MARKETの大抽選会を開催し、写真祭の最終日を盛り上げたいと思います。

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ポートフォリオレビュー事前審査講評

By |2016-06-05T23:25:33+09:006月 5th, 2016|2016, Mt.ROKKO, NEWS, Organization, Photographer, Photography, Portfolio Review, RAIEC, Workshop|

2016年のMt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALポートフォリオレビューの事前審査が終わりました。すでに結果は各方面に連絡済みです。 今年は通過者38名となりました。正直に申し上げれば、通過者と次点(補欠)、また通過されなかった方々の違いはさほどありません。どうしてもこのようなイベントの予備選考というものは難しくならざるをえませんが、それは集計点数のわずかな違い、当落線上の1点2点のなかに数名の参加者が集中し、最後は主催者判断が必要となることなのですが、いずれにせよ結果は出ました。 今年は、それでも六甲山国際写真祭の役割というか、この写真祭に参加することで世界中につながりを作りたいという思いが強い方が集まってくださったと思います。上位6名程度は、海外でも十分に活躍できる力量があると考えられますし、作品を作っていく上での覚悟が見えたり、アイデアが豊かに見えたり、より大きなオーディエンスを意識した作品作りをされていたと思います。一方で、やはり作品作りが習作の域を出ず、作り込みが不十分であったり、ストーリーがなく独りよがりだったり、強い美を追求したり力強いテーマを描けずに苦戦する方も多かったと思います。今年から従来の審査基準に加えて、将来性、というキーワードにより多くの点数を含めたことも採点に大きく反映されました。今はさほど強い作品でなくても、将来に可能性を感じさせる作品や、実験的ではあるけど可能性を探ろうとしている作品がいくつか審査を潜り抜けています。 皆さんの経歴を見ていると、なるほど様々なイベントやレビュー、出版物を経過して来られている方も多いのですが、アートや写真の歴史や構造を意識しつつ、どのように自作をアピールするかという点で弱かったり、ステートメントと作品の間に乖離があったり、ステートメントで語りすぎているのに作品が弱かったりと、イメージ自体はさほど悪くないのに得点が伸びないか減点されているというケースが多々見られました。自学されて活動をされている方が多く、専門的な教育を受けていないということも確かにありますが、おそらく写真を作る動機、誰に見せたいのか、どういう人たちと付き合いながらどう世界につながっていくのか、というアイデア勝負となると、国内では通用してきた経験者でも、世界レベルから評価すると圧倒的に経験値が足りないことがよくわかります。正直に言えば、上位10名がなんとかそういう領域には達していますが、それより下位の皆さんはほとんど一並び、そういう意識は見えない方が多いように感じました。また、繰り返し参加されている方も申し込み者全体の20%に及びますが、明らかな新作を提示して来られた方や掘り下げ方を変えて来られた方が通過しています。再挑戦はプロジェクトによほどの発展がないと辛口評価になってしまいがちです。 イメージとしては美しい作品を作っていても、ストーリーが描ききれてないか、複雑な説明を置いたり、言葉を重視しすぎたステートメントが重荷になって評価を下げた作家もいました。通過者の中にもステートメントに問題があるか理解できないものが若干含まれているため、本番を前に作品を整理しなおす場面も必要かもしれません。これは希望があれば準備会のようなセッションを持てればいいなと考えています。また、写真家のウェブページについても、簡潔で十分な情報があり、美的な要素が感じられるサイトを作っておられる方もいますが、そもそもサイトを持っていなかったり、作り直したほうがいいサイトも多数あります。国際写真祭のポートフォリオレビューですので、この辺りも個別に準備を促していきたいと思います。 通過者全体でいうと、地域や家族を取り上げたパーソナルワークが30%、社会のありさまに視点を投げかけるプロジェクトが30%、コンセプチュアルアート20%、ドキュメント20%というような内訳です。風景が全体の20%、ポートレイトが30%、静物が20%で、残りはスナップほか分類不能な作品となります。ただし、これは大まかな印象でこれから少しまじめに集計してみようと思います。 残念ながら通過を果たせなかった写真家、作品についても、僕としては将来性のある作家や作品は何らかの形で取り上げていこうと考えています。がっかりされている方もいらっしゃると思いますが、がっかりしている暇があったら作品をより良いものにする努力を払うべきです。落選するにはそれなりの理由があるはずで、その理由を自分なりに分析する冷静さが必要だと思います。また、実際に六甲山国際写真祭に限らず世界的な写真の枠組みでおこっていることを理解すること、世界という視野の中で表現を磨くために必要な努力については、リサーチが必要なのは言うまでもありません。これまでに参加されて活躍の場を自分でこじ開けてきた先人達のコメントを読んでそれらの作品が評価を得られる理由を考えてみたり、六甲山国際写真祭が写真教育、社会への理解を深めるために写真というメディアを用いている写真祭であることなど、写真祭の開催理念も包括的に理解した上で参加すべきだと感じられました。これにはRAIECのワークショップ、東京展などに足を運んでいただいて体験するのが早道です。六甲山国際写真祭は、写真家育成機関を謳ったことは一度もありませんし、写真家だけが参加してくる閉じたイベントではありません。むしろ私たちが向き合おうとしているのは一般社会の人々です。開催理念として描いているのはあくまでも写真を通じて人生、暮らし、社会への作家の視線や機微を掘り起こすことであり、写真家自身がメディウムであることを自覚して活動し、この途方もなく大きな写真空間を自在に行き交いながら新しい表現を用いて世界的な視野に立つことを目指せるようただ舞台を用意しているにすぎません。そのことを理解していただき、これからもそれぞれの皆さんが写真の高みを目指して活動していただきたいと願っています。

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Jamey Stillingsの仕事 – Main Guest Photographer

By |2016-05-22T16:04:12+09:005月 22nd, 2016|2016, Eng, Mt.ROKKO, NEWS, Portfolio Review, Workshop|

We will present THE EVOLUTION OF IVANPAH SOLAR of Jamey Stillings as one of festival main guest photographers. Exhibition Venue: C.A.P. House (closed [...]

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イノシシだより from Mt.ROKKO / Vol.2

By |2016-04-29T17:21:09+09:004月 29th, 2016|2016, Mt.ROKKO, Organization, Portfolio Review, Support, Workshop|

六甲山国際写真祭2016ポートフォリオレビュー参加写真家募集中! 締め切りを延長しました。5月13日まで。 六甲山国際写真祭を運営しているRAIECの杉山です。 このニューズレターは、過去に六甲山国際写真祭ポートフォリオレビューにお申し込みをされた方、六甲山国際写真祭およびその関連イベントに参加された方、ホームページからご購読いただいた方にお送りしています。 六甲山国際写真祭2016のポートフォリオレビュー参加写真家の募集が5月13日まで延長となりました(実際には5月12日申し込み分まで)。お急ぎで準備されていた方には大変申し訳ありません。今現在、参加しようか迷っている皆さま、5月13日までにすべての手続きが終わるようにお申し込みいただけると写真祭参加への扉が開かれます。写真祭は例年アットホームな雰囲気で進められ、六甲山上の澄み渡った(霧に巻かれることもありますが)空間で、世界における自分のポジションを探るいい機会です。今年から山上のレセプションを簡素化する代わりに無料の強力なワークショップを実施することになりました。特にJameyのワークショップは写真観を変えてしまうくらいのインパクトがあり、写真体験のこれからを見通すプロジェクトになると思います。これは参加者にしか体験できないワークショップとなります。多くの海外アーティストも事前審査を経て皆さんと同じように海外から駆けつけます。ぜひ国際交流の観点から、また六甲山の写真コミュニティーを日本において海外からもいつでも、誰もが参加したくなるようなものに育てていくためにも、皆さまのご参加をお願いいたします。 ご参加いただけない場合でも、25日にオープニングのメインゲスト写真家Jamey StillingsとKosuke Okaharaさんのアーティストトーク、レセプション、28日にはAlejandro Duranさんのアーティストトーク、さらに28日の4-5つのワークショップを開催します。さらに、世界中から選ばれたEMERGING PHOTOGRAPHER'S SHOW 2016には、国内のアーティストを始め、選りすぐりの写真家たちがスライドショームービープロジェクションで参加します。これは例年、六甲山上で一回限りのプロジェクションでしたが、今年はC.A.P. HOUSEにて常時上映を実施します。ぜひこれらを受講、ご参加、またご視聴くださいますようお願いいたします。皆さまの写真の見聞、写真活動向上に必要なあらゆる情報が手に入れられる良い機会となることを確信しています。また、ポートフォリオレビューに参加されなくてもレビュワー陣と密接に関わることのできるチャンスです。 近く、特にアジア地域の写真家たちに対して、写真祭をサポートしてくださる皆さんとともに、クラウドファンディングでのサポートプロジェクトを開始します。これはゲストとなる予定のアジアの写真家にいくばくかの支援を募るもので、例年通り、高額な写真作品や写真集セットが当選するLucky Photo Marketの抽選チケットやオフィシャルカタログ、ノベルティグッズなどをご支援の見返りの対象とするほか、ポートフォリオレビュー現地見学権なども対象としてクラウドファンディングを実施します。ぜひ写真祭の組織運営にご協力をお願いいたします。 写真祭は8月20日から28日まで六甲山上および神戸市内で開催されます。イベントウィークの25日から28日まで、山上で写真合宿のような濃厚なめくるめく体験をしながら、海外や国内のアーティスト、写真のプロフェッショナルとつながりましょう。今年も素晴らしいゲスト写真家をそろえ、写真の面白さ、写真メディアやアートの力、写真による社会への視点を訴えかけるようなプログラムをご用意して皆様のご参加を心待ちにしています。 初めて挑戦しようと考えておられる方、過去に事前審査を通過しなかった方、通過して参加したけれどもっと写真のレベルを上げたいとお考えの方、今年もぜひ六甲山国際写真祭のポートフォリオレビューに挑戦してみてください。 また、この「イノシシだより from Mt.ROKKO」をご購読ご希望の方は、このサイトのフッターからお申し込みください。ニューズレターの方ではその他の情報も入手可能です。  

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