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OPENING TALK “MY PLACE MY LIFE”

By |2019-08-16T18:15:01+09:008月 30th, 2019|, |

阪神淡路大震災や東日本大震災を経験し、常に自然災害に身を置かざるを得ないこの国では、人々のこころにいつも「まちを、住まいを失うことがある」と思いがあると思います。この国は脆弱なプレートの上にちょこんとのった島国で、毎年どこかで大きな地震が発生して古い建物が壊れたり、人が命を落としたりしています。地震に限らず、台風や大雨による氾濫や土砂災害も、いつも人々の暮らしを脅かしています。 写真という観点からまちや住処を見ていくと、写真の重要な役割に気づくことがあります。東日本大震災で町ごと海にながされた東北の町。人々の家族アルバムも多数失われた中で、海から回収されたり、流失した写真館の跡地から見つかったりした写真が、時代や災害を超えて過去の町の様子や人々の姿を蘇らせるその力には驚かされます。 六甲山国際写真祭は2013年の開設以来、人々の暮らしや文化、世界の状況に対して視線を向ける写真家の作品を多く取り上げてきた写真祭です。「まちのあかり」と題したプログラムでは、前年度に参加した国内の優秀な写真家が翌年このプログラムに招待されて自分と関わりのある「まち」を取り上げて写真作品を制作していただき作品を発表しています。 今年の写真祭では、この「まちのあかり」に加えて、世界から”My Place My Life”という題目で写真作品を募集し入選作品を展示します。過去から現在にいたる無名のドキュメントが、どれほど力を有しているのかを見ていただける構成となっています。世界の片隅の小さな暮らしがどれほど重要なのか、政治、思想、宗教、民族、人種をこえて理解する最初のステップになると思うのです。 参加写真家:Santiago Vanegas / 眞岡 絢音 / Kurt Tong 会場:C.A.P. KOBE STUDIO Y3 5階講堂 開場:午後5時30分 開演:午後6時 参加費:¥1,000

Pre-Opening Night Lecture / 写真とは何か / 杉山武毅

By |2019-08-12T01:12:42+09:008月 29th, 2019|, , |

写真とは何か / 写真家になるために考えるべき4つのこと 写真家を目指すとき、写真のrealはいつも手厳しいものです。少し良い写真が撮れたからといって、写真家になれるかもしれないと考えることは悪いことではありませんが、道のりは遠く、未来は簡単に開けることにはなりません。そもそも皆さんは何を目指して写真家になりたいというのでしょうか?写真で達成したいことは何ですか?みなさんがうまく説明できるかどうか、演者はみなさんの心意気をとても知りたいと思っています。そこで、演者は写真をめぐる課題を4つの基本的事項に絞ってお話ししたいと思います。簡単に説明すると、皆さんが目指す「写真」とはそもそも何か。写真で何を達成したいのか。写真を誰に見て欲しいか。そのことを達成するためにどう写真と取り組むか、の4点です。写真家には誰でもなれます。誰でもなれる写真家になりたいのか、それとも成功体験を得て常に評価される写真家になりたいのか。この4つの事項を考えることが、皆さんを成功体験に導くはずです。ぜひご参加ください。 このレクチャーは六甲山国際写真祭2019ワークショップ参加者向けのものです。一般参加はできません。