Portfolio Review

/Tag: Portfolio Review

写真祭を終えて

By |2016-08-30T01:05:32+09:008月 30th, 2016|2016, Experience, Mt.ROKKO, Organization, RAIEC|

2016年の六甲山国際写真祭がGallery TANTO TEMPOのMichel Huneaultの展覧会を残し、全日程を無事終えました。Gallery TANTO TEMPOの展覧会は9月25日までです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 六甲山国際写真祭の開催は今年で4年目です。2013年の初開催の準備不足の写真祭をご存知の方は、おそらく写真祭が進歩していることに驚かれたと思います。六甲山上の野外展覧会は集客の難しさから今年は実施せず、神戸市内に展覧会をあつめ、山上ではポートフォリオレビューと参加者向けワークショップのみを行うことにしました。山上ではポートフォリオレビューのほか、BBQなどのリクリエーションやナイトセッションというディスカッションを行い、コミュニティーのつながりに必要な議論を促すイベントを開催しました。28日にはオープンポートフォリオビューイングを開催し、思いがけない数の参加者があり、Lucky Photo Marketの抽選会もあり大変盛り上がりました。Lucky Photo Marketでは、メインゲストをはじめ協賛出版社・写真集ディストリビュータからもオリジナルプリント、プリントつき写真集を無償で提供いただくなど、羨ましくなるようなものばかりで、提供者本人がドローに登場して興奮に溢れた抽選会でした。おかげで、例年をはるかに超える資金獲得ができました。ウェブからチケットをご購入いただいた方にも作品が当たったのは良かったと思います。ご支援をいただいた方々に感謝申し上げます。 六甲山からは、参加者がそれぞれの思いを胸に世界中のイベントや展覧会、写真集出版の機会を得ていることは素直に喜ばしいことだと考えています。今年も、世界中からアーティストやレビュワーが参加され、準備のある程度整った写真家が多かったことから、レビューはそれぞれに成果があったと思います。国内のレビュワーも変更し、海外からも新しい新鮮なレビュワーを呼んだことから、具体的な成果が次々と報告されていて、かつてない規模で世界に羽ばたいていく可能性を秘めたレビューになりました。 六甲山国際写真祭がどのような場所か、おそらくは参加されたか関わった方にしかわからないわけですが、写真とはなにか?写真で何をやりたいのか?なんてことを真面目に話し合う場所に自然になってきているし、六甲山はやはり写真家に覚悟と準備を促す場なのかなと考えています。RAIECがやりたいことは、ある意味ゆるやかな写真をつかった社会変革です。アーティストサポートや教育が主ではあるけれども、その目指す先には写真を通じて社会に参加する姿勢を求めたり、プロジェクト自体を動かせる人をリクルーティングという観点もあるのです。そしてこれは、さまざまな分野で欧米やアジアから遅れをとるなかで、国内の写真の状況がかなり切実な状況だというところから導き出されています。なぜなら、写真界だけで見ても、こういったプラットフォームに運営側で参加したいと思うひとが現れない限り、純粋に写真関係者のみで国内発の世界に通用する枠組みをつくることはできないからです。海外の多くの写真イベント主催者は、もともとは皆写真家です。そういう人たちが写真家の事情を訴えて社会につなぐ活動をするからこそ、写真家や写真界がまとまることができるのです。 参加者みなさんの経験や作品を拝見していても、ほとんどの方が写真の専門教育を受けておらず、教育を受けていないことでスタートラインのはるか後方から走らなくてはならない状況にあります。もちろん日本にもいろいろな枠組みがあって、それぞれが役割を担ってはいるのですが、写真とは何か、写真で何を誰に伝えたいかという問いに立ち帰れる場所は実のところ一つもないと思います。無数の枠組みに知らず知らずに巻き込まれて、そのためにいつまでも写真にお金をつぎ込まざるをえないのです。写真を続けることはとても大切なことです。皆さんが懸けてきたことをあれこれ論評するつもりはありませんが、写真の続け方を知ることも大切だと思います。 世界中、また日本国内でもポートフォリオレビューが盛況な今、多くのレビューに世界中の写真家が参加してきます。また、ワークショップも写真賞もどこの国にもたくさんあり、写真家にとっては機会が増え喜ばしい限りなのですが、運営サイドからみているとそれらがどういう意図で形成されているのかを知るにつれ、やはり写真の世界を体系的に知っておかないと世界を渡り歩くことはできないと思います。 成果がありそうな人も、あまりいい評価が得られなかった人も、それぞれの評価で焦ることはないと思います。海外デビューなんていうのはプロセスのひとつであってゴールではないし、そこからもっと登っていきたいと願うことは悪いことではありませんが、実際に駆けあがれる素養と体力、度量、図々しさがある人はそんなにいないはずです。成果があるといっても、一度海外につながっただけではなんとも言えません。海外に出かけるだけでも、会話ができないようではふうふう疲れますし、その後はより厳しいスクリーニングにかけられ、今回の参加の何倍ものアイデア、体力、資金が必要となるでしょう。 そういったことを含めていくと、六甲山国際写真祭が果たすべき役割はとてもよく見えてきます。RAIECではこれからもワークショップを中心とした写真祭作りを目指していきます。今後もご支援をくださいますようお願いいたします。 最後に、今回の写真祭を一緒に作り上げてくれたRAIECスタッフ、ギャラリー関係者、参加者、レビュワー各位に深く感謝いたします。 RAIEC 杉山武毅 ※レビュワーから頂いた言葉を記しておきます。 写真・写真家について 世界でも通用する人は少なからず存在している [...]

写真祭を終えて はコメントを受け付けていません。

ポートフォリオレビュー準備会始まりました

By |2017-07-03T20:15:07+09:007月 16th, 2016|2016, Mt.ROKKO, NEWS, Portfolio Review, RAIEC, Support, Workshop|

今日は、六甲山国際写真祭2016に参加されるポートフォリオレビュー参加者のなかから希望者に対してポートフォリオレビュー準備会と称して、簡単なレクチャー、ポートフォリオレビューのロールプレイ、そして全員の方に実際にポートフォリオレビューを実施しながらレビューに臨む際の注意点などをお伝えしたり、写真の簡易編集を行って選ぶべき作品の順序やストーリーの研ぎ方、またどのサイズのプリントを用意すべきか、プリントのクオリティーをどこまで高めるかなど、基本的な対策と称して3時間にわたり参加者と交流しました。これは神戸会場が明日もう1日、そして来週末東京会場でも、参加者全体の実に3/4の方たちに有料で実施しています。 ポートフォリオレビューは、言ってみれば口頭試問のようなものですし、参加した経験がなければどれくらいのストレスがあり、どう進めていっていいのかわからないという実態があることが過去3年間の経験からわかっています。そこで、少しでも経験値をあげ、参加者の参加への不安を取り除きながら、写真の意図が伝わるように事前に準備を整えたほうがいいのではないか、と企画したところ、思わぬ数の参加者となりました。 せっかくいい写真を作っていても、プリントが悪いとレビュワーの評価にはつながりませんし、意味不明なステートメントであったり、訴えたいポイントがボケた文章だったりすると、それだけでチャンスを逃してしまいます。一文を付け加えるだけで社会的な要素を演出したりできることを、今日の参加者たちは実感したと思います。かなり手ごたえがあったので、運営サイドに時間的な余裕があるかがポイントにはなりますが、六甲山国際写真祭のレビュー自体の質を高め特徴のあるレビューにするためにもこの準備会は必要なのかな、と考えています。 そこまで実行組織がやるべきかどうかは正直悩むところではあるのですが、今日の参加者の振り返りにもあったように、緊張から言いたいことが言えない、緊張がほぐれ楽しくなってきた頃にはレビューが終わってしまう、というこういった対面のコミュニケーションが不慣れな方が多いことも現実にはあるわけで、決して安くないレビュー費用に対して効果が得られないようなレビューとなってしまうのはとても残念だという思いもあり、開催することにしました。また、国内のみならず海外のレビュワーたちに対しても、よく準備されているレビューというのは疲れず、楽しく、コミュニケーションが取りやすく、先のプロジェクトにつなげやすいというメッセージでもあるはずです。海外のレビューを数多く経験してきた僕としては、作品が同じレベルではなくても、コミュニケーションからつながりを作り得ることを知っていますので、その技術やアイデアを参加者に伝えることで運営そのものがスムースになるのなら、参加者も六甲山国際写真祭自体も評価を高めることができる、という読みもあります。 残り3日。参加者の覚悟に訴えてレビューの質を高める準備をしていきたいと思います。    

ポートフォリオレビュー準備会始まりました はコメントを受け付けていません。

ポートフォリオレビュー事前審査講評

By |2016-06-05T23:25:33+09:006月 5th, 2016|2016, Mt.ROKKO, NEWS, Organization, Photographer, Photography, Portfolio Review, RAIEC, Workshop|

2016年のMt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALポートフォリオレビューの事前審査が終わりました。すでに結果は各方面に連絡済みです。 今年は通過者38名となりました。正直に申し上げれば、通過者と次点(補欠)、また通過されなかった方々の違いはさほどありません。どうしてもこのようなイベントの予備選考というものは難しくならざるをえませんが、それは集計点数のわずかな違い、当落線上の1点2点のなかに数名の参加者が集中し、最後は主催者判断が必要となることなのですが、いずれにせよ結果は出ました。 今年は、それでも六甲山国際写真祭の役割というか、この写真祭に参加することで世界中につながりを作りたいという思いが強い方が集まってくださったと思います。上位6名程度は、海外でも十分に活躍できる力量があると考えられますし、作品を作っていく上での覚悟が見えたり、アイデアが豊かに見えたり、より大きなオーディエンスを意識した作品作りをされていたと思います。一方で、やはり作品作りが習作の域を出ず、作り込みが不十分であったり、ストーリーがなく独りよがりだったり、強い美を追求したり力強いテーマを描けずに苦戦する方も多かったと思います。今年から従来の審査基準に加えて、将来性、というキーワードにより多くの点数を含めたことも採点に大きく反映されました。今はさほど強い作品でなくても、将来に可能性を感じさせる作品や、実験的ではあるけど可能性を探ろうとしている作品がいくつか審査を潜り抜けています。 皆さんの経歴を見ていると、なるほど様々なイベントやレビュー、出版物を経過して来られている方も多いのですが、アートや写真の歴史や構造を意識しつつ、どのように自作をアピールするかという点で弱かったり、ステートメントと作品の間に乖離があったり、ステートメントで語りすぎているのに作品が弱かったりと、イメージ自体はさほど悪くないのに得点が伸びないか減点されているというケースが多々見られました。自学されて活動をされている方が多く、専門的な教育を受けていないということも確かにありますが、おそらく写真を作る動機、誰に見せたいのか、どういう人たちと付き合いながらどう世界につながっていくのか、というアイデア勝負となると、国内では通用してきた経験者でも、世界レベルから評価すると圧倒的に経験値が足りないことがよくわかります。正直に言えば、上位10名がなんとかそういう領域には達していますが、それより下位の皆さんはほとんど一並び、そういう意識は見えない方が多いように感じました。また、繰り返し参加されている方も申し込み者全体の20%に及びますが、明らかな新作を提示して来られた方や掘り下げ方を変えて来られた方が通過しています。再挑戦はプロジェクトによほどの発展がないと辛口評価になってしまいがちです。 イメージとしては美しい作品を作っていても、ストーリーが描ききれてないか、複雑な説明を置いたり、言葉を重視しすぎたステートメントが重荷になって評価を下げた作家もいました。通過者の中にもステートメントに問題があるか理解できないものが若干含まれているため、本番を前に作品を整理しなおす場面も必要かもしれません。これは希望があれば準備会のようなセッションを持てればいいなと考えています。また、写真家のウェブページについても、簡潔で十分な情報があり、美的な要素が感じられるサイトを作っておられる方もいますが、そもそもサイトを持っていなかったり、作り直したほうがいいサイトも多数あります。国際写真祭のポートフォリオレビューですので、この辺りも個別に準備を促していきたいと思います。 通過者全体でいうと、地域や家族を取り上げたパーソナルワークが30%、社会のありさまに視点を投げかけるプロジェクトが30%、コンセプチュアルアート20%、ドキュメント20%というような内訳です。風景が全体の20%、ポートレイトが30%、静物が20%で、残りはスナップほか分類不能な作品となります。ただし、これは大まかな印象でこれから少しまじめに集計してみようと思います。 残念ながら通過を果たせなかった写真家、作品についても、僕としては将来性のある作家や作品は何らかの形で取り上げていこうと考えています。がっかりされている方もいらっしゃると思いますが、がっかりしている暇があったら作品をより良いものにする努力を払うべきです。落選するにはそれなりの理由があるはずで、その理由を自分なりに分析する冷静さが必要だと思います。また、実際に六甲山国際写真祭に限らず世界的な写真の枠組みでおこっていることを理解すること、世界という視野の中で表現を磨くために必要な努力については、リサーチが必要なのは言うまでもありません。これまでに参加されて活躍の場を自分でこじ開けてきた先人達のコメントを読んでそれらの作品が評価を得られる理由を考えてみたり、六甲山国際写真祭が写真教育、社会への理解を深めるために写真というメディアを用いている写真祭であることなど、写真祭の開催理念も包括的に理解した上で参加すべきだと感じられました。これにはRAIECのワークショップ、東京展などに足を運んでいただいて体験するのが早道です。六甲山国際写真祭は、写真家育成機関を謳ったことは一度もありませんし、写真家だけが参加してくる閉じたイベントではありません。むしろ私たちが向き合おうとしているのは一般社会の人々です。開催理念として描いているのはあくまでも写真を通じて人生、暮らし、社会への作家の視線や機微を掘り起こすことであり、写真家自身がメディウムであることを自覚して活動し、この途方もなく大きな写真空間を自在に行き交いながら新しい表現を用いて世界的な視野に立つことを目指せるようただ舞台を用意しているにすぎません。そのことを理解していただき、これからもそれぞれの皆さんが写真の高みを目指して活動していただきたいと願っています。

ポートフォリオレビュー事前審査講評 はコメントを受け付けていません。

カウントダウン – Portfolio Reviewエントリー

By |2016-04-21T20:56:35+09:004月 21st, 2016|未分類|

Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALのPortfolio Review事前審査のエントリーも残すところあと9日となりました。 フォームからのお申し込みから2週間以内の本申し込み手続きですので、最終日にお申し込みをいただくと5月13日(日本時間)までにすべての手続きを終えていただかなくてはなりません。逆に言えば、まだ3週間少し作品を整理できるということでもあります。事前審査に自信のない方は2エントリーも可能ですので、ぜひ挑戦してみてください。 そこでホームページにカウントダウン表示を開始しました。 さあ、急がなければ。

カウントダウン – Portfolio Reviewエントリー はコメントを受け付けていません。

Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALのレビューについて

By |2017-07-03T20:15:37+09:004月 18th, 2016|2016, Mt.ROKKO, Organization, Portfolio Review|

六甲山国際写真祭のレビュワーが続々と決まっています。 昨年の有力なレビュワーに加えて、新たに六甲山の写真コミュニティーにレビュワーとして迎えることが決まった方あるいはリストアップにて交渉中の方は次の通り。 David Bram / Fraction Magazine / US Jennifer Schwalz / Crusade of Arts /US Jamey Stillings / Photographer / US *ゲスト写真家 Kosuke [...]

Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALのレビューについて はコメントを受け付けていません。

Portfolio Review Entry 早期割引終了

By |2016-03-04T21:24:43+09:003月 16th, 2016||

ポートフォリオレビューの事前審査参加写真家募集開始! 4回目となるMt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALが今年も六甲山上、神戸市内で開催されます。 写真祭開催日程:2016年8月20日(土)-28日(日) 写真祭開催場所:神戸市内及び六甲山上 ポートフォリオレビュー開催日程:2016年8月26日(金)および27日(土) ポートフォリオレビュー開催場所:グランドホテル六甲スカイヴィラ ポートフォリオレビュー参加写真家募集期間:2月17日 – 4月30日 ポートフォリオレビューには事前審査があります。(結果発表は5月末から6月初めを予定しています。) 事前審査料:1エントリー¥6,000(税込) 異なる作品シリーズであれば、2シリーズまでエントリーすることができます。ただし、2エントリーが通過となった場合でも、参加できるポートフォリオレビューの枠数は1エントリーとなります) エントリー料早期割引制度:3月16日以前に申し込まれる場合は1エントリー¥5,000でお申し込みいただけます ポートフォリオレビュー参加費は、審査通過後別途¥40,000(6枠/予定)を申し受けます(後日の通過発表時にメールにて詳細をご案内いたします)

Portfolio Review Entry 早期割引終了 はコメントを受け付けていません。

Portfolio Review Entry Start!

By |2016-03-04T19:37:04+09:002月 17th, 2016||

ポートフォリオレビューの事前審査参加写真家募集開始! 4回目となるMt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVALが今年も六甲山上、神戸市内で開催されます。 写真祭開催日程:2016年8月20日(土)-28日(日) 写真祭開催場所:神戸市内及び六甲山上 ポートフォリオレビュー開催日程:2016年8月26日(金)および27日(土) ポートフォリオレビュー開催場所:グランドホテル六甲スカイヴィラ ポートフォリオレビュー参加写真家募集期間:2月17日 – 4月30日 ポートフォリオレビューには事前審査があります。(結果発表は5月末から6月初めを予定しています。) 事前審査料:1エントリー¥6,000(税込) 異なる作品シリーズであれば、2シリーズまでエントリーすることができます。ただし、2エントリーが通過となった場合でも、参加できるポートフォリオレビューの枠数は1エントリーとなります) エントリー料早期割引制度:3月16日以前に申し込まれる場合は1エントリー¥5,000でお申し込みいただけます ポートフォリオレビュー参加費は、審査通過後別途¥40,000(6枠/予定)を申し受けます(後日の通過発表時にメールにて詳細をご案内いたします)

Portfolio Review Entry Start! はコメントを受け付けていません。

「濃密な時を共に過ごす」 -地蔵ゆかり-

By |2015-02-28T22:24:20+09:002月 28th, 2015|2013, 2014, Portfolio Review, Slideshow|

六甲山国際写真祭第二回参加写真家 地蔵 ゆかりさんより   地蔵ゆかり(ちくらゆかり)ともうします。ヘンテコな名前なので、すぐに覚えていただけるのですが、同姓同名のペンネームを使用している学生さんがいると知り驚いています。 私は音大のピアノ科を卒業後、作曲家・編曲家としてTVのコマーシャル制作やアーティストへの楽曲制作を行ってきました。その傍ら、プログラマー、システムエンジニア、 インストラクター等の仕事にも携わってきましたが、 東日本大震災後、島国である日本が長い年月を経て築き上げて来た独特な文化や伝承を 自分なりの視点で捉え表現したいと思い、2013年より写真家として活動することを 決意しました。しかし、家族中・親戚中から猛反対され、内緒で活動。早く結果を出さなければと必死でした。何故海外を目指したかという質問をよく頂くのですが、自分は 写真家としてはかなり遅いスタートです。海外での活動は素人がエベレストを目指す ようなものでしたが、そんな無謀なチャレンジでもしない限り、自分などがこの世界で生きるのは無理だと感じていました。 (略歴) IPA, PX3, SWPA, ナショナルジオグラフィック、JPS 等で優勝 or 上位受賞。 NY, NC, パリ、ロンドン、東京、バンコク等での Exhibition [...]

「濃密な時を共に過ごす」 -地蔵ゆかり- はコメントを受け付けていません。

スタッフブログ 「第一回RAIECサテライト東京展を振り返って」-千村明路-

By |2015-02-27T18:59:13+09:002月 27th, 2015|2013, 2014, Mt.ROKKO, Organization, Portfolio Review, RAIEC, Slideshow|

こんにちは千村明路です。このたび第二回目となる、RAIECサテライト東京の創設と昨年第一回目のグループ展企画運営に関わらせて頂きました。今回はスタッフというより前回運営の経験を踏まえ、アドバイザーの様なポジションで裏方?をしております。   RAIECサテライト東京に関しては、先日写真家の岡田将さんから説明がありました通り、昨年より六甲山系で開催されている『六甲山国際写真祭』の関東からの支援と流布を目的に、設立を目論んだのが切っ掛けなのですが、今回のスタッフブログでは創設の一人としてかつての設立の辺りを少しお話しさせて頂ければと思います。 何でもそうですが、第一回目というのは、まぁ正直海の物とも山の物とも知れぬ未知との遭遇の様なもので、加えて六甲山国際写真祭について言えば、当時の企画の進行速度の速さと告知方法の問題などから、少なくとも私の周辺の作家仲間とその写真祭の話をしてみても、情報として持ち得ていないか未だ様子見という方が数多く居ました(正直私自身最初はその一人でした)。 それが何の因果か私自身、参加を決意し審査も通り、さていざ準備を進めようといった段階で参加したのが東京で行われた『レビューサンタ・フェ』に参加した日本人作家の方々による報告トークショーでした。当時パリフォトやアルル熱もさらに高まり、世界中から厳しい審査の末100人の作家が招集されるサンタ・フェは、写真作家を志すならば知らぬ訳には行かないくらいメジャーになりつつありましたので、その報告には大きな衝撃と輝きを感じました。その時に考えたのが、折角第一回の写真祭に参加をするならばこの報告会の様に、六甲山国際写真祭の参加報告を自分とあと数人の作家に声をかけトーク等を行うのはどうだろうかというものでした。 最初は知己とその周辺の作家や写真関係者だけを誘う様なつもりのイベントを考えていたのですが、それに加え、同じく六甲フォトに参加が決まっていたレビューサンタ・フェやアルルへの参加経験も有る作家の方から、そういった写真祭・レビューの場では、他の作家の作品を見る機会は中々作れない、作るのが難しいという情報と、折角そういった場を設けるならばグループ展形式で開催するのはどうかという杉山氏の提案から、写真祭参加作家を中心とした数名のボランティアスタッフに、杉山武毅氏の参加・承認を得て始まったのが、RAIECサテライト東京という団体の設立とグループ展、関係イベント各種の企画立案のスタートでした。 前回開催したグループ展『ポートフォリオ・エキシビジョン』では、多くの写真祭参加作家の作品をオリジナルプリントとポートフォリオ、その他様々な情報で展示する事で、六甲フォトにどういった作家が参加し、どういった思想理念で動いているか等を視覚的に伝える試みとしました。 また開催場所も3331アーツ千代田という現代アートを展開する、廃校となったかつての中学校校舎を舞台とする事でRAIECの掲げる理念の一つでもある『教育』という思想に触れると共に、企画を進めていた段階では写真関係のイベントはあまり数多くは行われていないというギャラリー担当者の方からの情報から、展示作家の方々に対しても現代アート関係のオーディエンスに作品を訴えかけるチャンスの一つとしたいという目論みからでした。 そういった様な諸々の動きで始まったこの流れが、今回第二回の参加作家の方々によりどのようにより大きな大河の流れへと向かって行くのか、一スタッフとして興味が尽きないという想いです。   投稿者/RAIEC SATELLITE TOKYO 千村 明路

スタッフブログ 「第一回RAIECサテライト東京展を振り返って」-千村明路- はコメントを受け付けていません。
Load More Posts